2007年3月の武道館公演で活動を休止していたヒップホップグループ「RHYMESTER(ライムスター)が2月22日、栄のラウンジ「CANARIA/SUNSHINE STUDIO(カナリア/サンシャインスタジオ)」(名古屋市中区錦3、TEL 052-310-2203)でトークイベントを開く。
2人のMCと1人のDJで構成される同グループは、デビュー20周年を迎えており日本のヒップホップシーンを黎明(れいめい)期から支えてきた。イベントは、約4年ぶりとなるニューアルバム「マニフェスト」リリースを記念して行われるもので、現在、対象店舗で同アルバム購入客にイベント参加券を配布している。
担当の田坂健太さんは「デビュー20周年を迎えたライムスターの魅力を伝えきるためにはトークイベントを開催し、その歩みや、今回のニューアルバム制作に向けて挑んだ新たな挑戦についてじっくり聞いていくのが良いのではと思い今回のイベントを企画した」と話す。「名古屋でイベントをするからには名古屋ならではの話なども聞けるよう、その日だけのスペシャルなトークイベントにしたい」とも。
ライムスターの魅力について、田坂さんは「特筆すべきはやはりリリック(詞)、そして常に新しい表現方法を求めて攻め続けるその姿勢にあるのでは。活動20周年を迎えて以前にも増してさらに新しいことに挑戦していく姿は本当に魅力的」と紹介する。アルバムについては、「リリックは聴くごとに新しい発見があり、なるほどとうなずかされるものもあったり、理由無しに盛り上がれるものもあったりと、バラエティーとウイットに富んだものになっている。韻を踏むという制約の中で自在に言葉を紡いでいく力は日本屈指と言ってもいいのでは」と太鼓判を押す。
参加券配布店舗はライムスターオフィシャルホームページで確認することができる。イベント開催は19時30分から。