大須・四面式信号機が世代交替-デザインすっきり、LED化

すっきりしたデザインの新型「四面式信号機」(上)と旧型(下)

すっきりしたデザインの新型「四面式信号機」(上)と旧型(下)

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 大須3丁目の赤門通と裏門前町通の交差点に設置されている全国でも珍しい「四面式信号機」が1月21日、老朽化のため新型のものに付け替えられた。

 4方向の車両用と歩行者用の信号機が一体化した四面式信号機は、1975(昭和50)年に設置された。当時、点滅信号にするには交通量が多く歩道が狭かった交差点に、安全面を考慮し通行人の邪魔にならないよう、1本の柱で支える独自設計の四面式が採用された。

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 新型はデザインをすっきりさせ、電球タイプからLEDに変更。重さ700キロの信号機とアームを支える柱は地震対策として直径25センチから約32センチの太さにし、強度をさらに強めた。特注品のため交換費用は600万円だが、「安全性を最優先し視認性を高くした」と県警交通管制課担当者。

 現在、県内で同タイプの信号機は無く全国的に見ても珍しい四面式。取り替え工事の際には、「信号機が取り替えられる瞬間を携帯カメラに収めようとする人の姿も見受けられた」(県警交通管制課担当者)という。新型になり近くのショップ店員や通行人からは「見やすくなった」という声がある反面、「レトロな信号機が無くなって残念」という声も。

 LEDには電球に比べ、「視認性が格段に向上する上、電気使用量が4分の1以下になるので環境にもやさしいし長持ちする」と同担当者。県下の信号機は、古いのもから徐々にLEDに変更されている。「全国的に見ると愛知県は作業が進んでいる」としながらも、「車両用だけ数えても約6万以上もの信号機すべてを取り替えるには、今のペースで作業を続けるとあと30年くらいはかかる」と予想している。

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