錦に2月22日、自家製生パスタと串焼きをメーンに提供するトラットリア「Lungo(ルンゴ)」(名古屋市中区錦2、TEL 052-201-7605)がオープンした。
店舗面積は30坪。席数はカウンター6席、テーブル席30席を設ける。店内は開放感のある広い窓とオーナーの吉田さんが好きな緑色をキーカラーに白、木目ブラウンでまとめ、「リラックスできる空間」に仕上げた。メーンターゲットは20代後半~40代の男性・女性。
メニューは自家製生パスタと洋風串焼き「スピエディーノ」、ワインの「3本柱」で構成する。パスタは練る際、水はほとんど使わない。セモリナ粉をふんだんに使い、ほぼ卵だけで「風味が強く、モチモチとした食感」に仕上げる。毎日作るパスタは、スパゲティ・リングイネ・タリアテッレ・キタッラ・ルスティチの5種類。手作りソースは「麺のおいしさが味わえるよう」素材にこだわり、できるだけシンプルにした。
パスタメニューはバジルの葉、カシューナッツなどで作るバジルペーストを用いた「リングイネ ジェノヴァ風」(880円)、鶏ミンチ肉を2時間程度煮込んだラグーソースにレモンピール・ローズマリーでさっぱりと仕上げた「タリアテッレ 鶏のラグー レモンピール&ローズマリー風味」(980円)など7種類のパスタと、季節の食材を使った日替わりを提供する。
1本の串に2種類の食材を刺し塩焼きにしたスピエディーノは、「価格も安く、気軽に何種類も楽しめる」。「赤鶏の砂肝&アスパラ」(1本180円)、「ベーコン&ウズラ卵」(同220円)、「マンガリッツァ豚のバラ肉&アスパラ」(同350円)など。注文は2本から。
ワインメニューは、スパークリング、赤、白を約40種用意する。価格は、グラス=600円~、ボトル=2,800円~。そのほかビール、ウイスキー、カクテルなども。
オープンして間もないが近くにホテルが数軒あることと、店舗が1フロアで構成されていることから2次会の下見にくる来店客も少なくないという。「カジュアルに使えるダイニングバーにしていきたい」と吉田さん。「食材をできるだけシンプルに安く提供し、食事とアルコールが一緒に楽しめる場所になれれば」とも。
営業時間は17時~24時。日曜定休(月曜が祝日の場合は営業)。