栄の複合施設「クレアーレ」(名古屋市中区栄3)に1996年のオープン当初から地下1階で展開していた家具雑貨ショップ「MODERNICA(モダニカ)」が今年に入り、同館4階のワイングラス専門店「RIEDEL WINE BOUTIQUE(リーデルワインブティック)」と併設する形で移転しオープンした。運営は「マシン・エイジ」(東京都目黒区)。
移転を機に店名も「case study shop(ケーススタディショップ)」(TEL 052-243-1950)に変更。同店名は同社のオリジナルブランド名。店内には、モダニカ社のシェルチェアをはじめ、食器や時計、照明などの商品が並ぶ。
オリジナルブランドについて、同店の小木曽孝行さんは「家具から雑貨までミッドセンチュリーデザインをベースとした住空間を提案するために、さまざまな商品開発をしているブランド」と紹介する。現在はストリートファッションブランド「A BATHING APE」とのコラボにも力を入れているといい、今後はより自社ブランドを打ち出した展開に力を入れていく予定。主なターゲット層は20~40代の男女。主な取り扱いブランドは、MODERNICA、Kartell、Vitra Design Museum、天童木工、CHAOTIC ORIGIN DUB など。
リーデルショップとの併設について、小木曽さんは「インテリアと合わせてワイングラスの提案ができる空間は今後、豊かな住環境を求める方の集う場所になっていけば」とし、「『良いもの』は、時間が経ってもいつまでも『良いもの』。今一度ミッドセンチュリーデザインの良さを伝えていきたい」と期待を込める。
営業時間は11時~20時。