タイの文化を紹介することを目的に開催される「タイ・フェスティバル」が9月4日・5日の2日間、久屋大通公園久屋広場(名古屋市中区3)で開催される。
今年で6回目を迎える同イベントの昨年の来場者数は2日間で約11万人。今年も同数を見込む。出店するのは、物販・情報ブース25店舗、レストラン・ドリンク販売店21店舗、タイ文化の紹介ブース5ブースを予定。
「日本に住んでいるタイの方もイベントを楽しみにしていただいているようだ」と話すのは同フェス実行委員会の神門さん。「タイの方の来場者数は全体の約1~2割程度だが、日本に住むタイ人のコミュニティーの中でイベントについての情報交換がされているなど、既に盛り上がっていると聞いている」。
「今年は名古屋開府400年ということで『タイ・フェスティバル』でも、おもてなし武将隊の演舞やハチ丸さんの来場などを予定している。名古屋とタイの素晴らしいところを発信していくことができれば」と神門さん。
タイの魅力について、神門さんは「タイは何と言っても料理がとてもおいしい。『お米の国』と言われているので、日本人の口にも合う料理が多い」と話す。「多くの人が口をそろえて言うのは『人が優しい』ということ。日常のあいさつで使う『サワディ』という言葉には『人を思いやる、幸福を与える』といった意味も含まれている。そうした言葉を普段からあいさつで言える国は本当にすてき」とも。
開催時間は両日とも10時~20時。雨天決行。