栄・広小路通り沿いに3月3日、スペイン料理店「バル・エン・プランチャ」(名古屋市中区栄4、TEL 052-241-0078)がオープンした。運営は名古屋市内で飲食店を展開する宴。
店舗面積は37坪で、2フロアで構成する。席数は、カウンター5席、テーブル席42席。カジュアルなスペインの食堂をイメージした店内は白を基調にまとめ、柔らかい照明が店内を照らす。「気軽にふらっと立ち寄れる店を目指した」と主任の松本さん。
タパスのような軽いものから食材にこだわった本格的なものまで用意する同店。主なメニューは、「マッシュルームのアヒージョ」(550円)、スペインの卵焼き「トルティージャ」(500円)などのタパス(300円~)、豚のミンチをパテ状にした「パテ ド カンパーニュ」(700円)、「ぜいたくスペシャル!パエリア」(1,500円)など。コース料理は2,500円~。
鉄板焼きにも力を入れる同店。運営会社が展開する鉄板焼き店で培った技術を生かし、個性を出した。「鉄板焼きは素材のうま味を凝縮でき、フライパンでは味わえないおいしさを提供できる」。カウンター席での目の前で焼かれるさまざまな鉄板料理は、「キャベツのステーキ」「ホウレンソウのアンチョビソテー」(以上600円)、「イベリコ豚の岩塩添え」(1,500円)など。
ワインは、赤、白、スペインのスパークリングワイン「Cava(カヴァ)」を取りそろえる。グラスは400円~、ボトルは2,800円~。
オープンして間もなく1カ月。「ひとりでふらっと来る方から2軒目で軽く飲みに来られる方などさまざま」と松本さん。「肉、魚、野菜をバランスよく使い、オリーブオイルやニンニクを効かせたメニューからかんきつ系や酢を入れた料理も多い」という。「栄にはまだスペイン料理店が少ないのでスペイン料理の良さを広めていけるよう、気兼ねなく立ち寄れる店にしていきたい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。パーティーなどの貸し切りにも対応する。