名古屋・栄を中心に「会いに行けるアイドル」として活動を続ける人気グループ「SKE48」が地元・名古屋の「Zepp Nagoya」(名古屋市中村区平池町4)で6月27日、初の全国ツアー「SKE48 真夏の上方修正」をスタートさせた。
7 月27 日には、エイベックスへ移籍第一弾となる通算6 枚目のニューシングル「パレオはエメラルド」を発売する同グループ。発売1カ月前にもかかわらず初回出荷枚数は45万枚に達し、発売日には50万枚超えも狙う勢いだ。前作5 枚目のシングル「バンザイvenus」の初回出荷枚数30万枚を大きく上回るスタートダッシュとなることが予想される。
同公演は、名古屋、東京、仙台、札幌、大阪、福岡の全国6会場9公演で約1万7000人以上を動員する初の全国ツアー。各会場2チーム編成で行われるライブ形式で、これまでに無いスタイルで展開する。
初日となった27日の公演は、チームSとチームE でスタート。ニューシングル「パレオはエメラルド」のミュージックビデオのサプライズ上映から幕を開けた。オープニング4 曲を終えた後のMC で、チームSキャプテンの平田璃香子さんが「今日はチームEのフレッシュさにつられて、いつも以上に飛ばし過ぎちゃいました。始まったばかりなのに、もう…」と息を切らす場面も。
アンコールでは、選抜メンバーが新曲を歌唱。ミュージックビデオのパレオ姿をほうふつとさせるエメラルドグリーンの衣装とパフォーマンスに、会場は最高の盛り上がりを見せた。
最後に、松井玲奈さんが「本当に応援してくれているみなさんのおかげです。これから全国に向けて頑張っていきたいと思いますが、今日、この名古屋に集まってくれたファンの皆さんを忘れずに、そして、帰ってくるところは名古屋であり、栄であり、劇場なんだ、と思っています」と話すと、会場は拍手と歓声に沸いた。
この日の公演では、20 曲以上の歌唱とダンスパフォーマンスを披露。今後のツアーに弾みをつけた。