大須・本町通り沿いに8月22日、ラーメン店「梦麺(ムーメン)88」(名古屋市中区大須2、TEL 052-229-0246)がオープンした。
店舗面積は約23坪。カウンター席16席を設ける。店内は白い壁と木目で「清潔感のある和のイメージ」に仕上げた。
「スープを作る食材には、こだわっている」と店長の金子さん。同店では動物魚介系スープを使う。熊本産の国産豚ゲンコツ、名古屋コーチンのガラ、北海道産の利尻昆布・羅臼昆布・帆立柱、土佐産の宗田カツオなど使い、16時間かけてじっくり仕上げるスープは、天候や素材の状態などで、分量のバランス、火力のタイミングなどを調節する。「風味、味を一定にするため、スープを作るときは目が離せない」という。
看板メニューは「混ぜつけ麺」(850円)。麺は厳選した小麦をブレンドした「香り豊かなもっちり麺」を使い、水菜と炒めたモヤシをトッピング。メンマ、小松菜、チャーシュー、卵、ネギ入りのつけ汁は、冷めないよう石焼き器で提供する。麺量は400グラムだが、女性用に麺量250グラムで野菜多めの「混ぜつけ麺 ONNAのKO」(700円)も用意する。そのほか、「らーめん」「魚系塩」(以上780円)なども。
メーンターゲットは20~30代の男女。オープン以降は、大須商店街のショップ店員やサラリーマン、地元の住人など利用客は幅広いという。ここ数年でラーメン店が急増した大須エリアだが、「話題性が高いのでは」とプラスに捉える。今後について、「スープの味を守り続け、長く続けていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~15時、17時~22時(土曜・日曜は11時~22時)。