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名古屋テレビ塔で「3つのお守り」展-水筒・家族写真・ご朱印帖

オリジナルご朱印帖「アルバス」の展示販売のようす

オリジナルご朱印帖「アルバス」の展示販売のようす

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3)4階のギャラリースペース「パークギャラリー」(TEL 052-971-8555)で9月23日、大阪の編集・デザイン会社「Re:s(りす)」が主催する巡回展「3つのお守り」が始まった。

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 「ニッポンのあたらしいをふつうにする」をコンセプトに活動を続ける同社が展開してきたさまざまな活動の「ダイジェスト版」となる同展。同社の「旅」をテーマに地域に根ざした活動の中で見つけた「大切な3つ」となる「すいとう」「家族写真」「ご朱印帖」をテーマに展示している。

 「すいとう」は、旅をする中でずっと「マイボトル」として大切にしてきたもので、同社はタイガー魔法瓶と「あたらしい『ふつう』の水筒」開発に取り組んでいる。「家族写真」は「震災があったときも、人々が真っ先に探した物は写真だった」とことから、「デジタルではなく紙で残す家族写真の大切さ」を訴求。「ご朱印帖」には、同社社長の藤本智士さんらが、好きな神社巡りに中で出合った。ご朱印帖は、神社などで参詣記念に記入してもらうスタンプ帖のようなもの。展示ではこれまで藤本さんが実際に使って来た「ご朱印帖」も展示するほか、こだわりのオリジナルご朱印帖「アルバス」の展示販売も行っている。

 「ここ1~2年、ご朱印集めをする20~30代の若い人が目立って増えている。ぼくらは神社好きが高じてご朱印帖に出会ったが、かわいいプロダクトとしてのご朱印帖との出合いから、ご朱印や神社に興味持つ人が増える機会になれば」と藤本さん。同社では新しいご朱印帖「アルバス」を企画し、思い出帖として写真を貼るなど自由な使い方を提案している。

 名古屋の展示では特別に、愛知県一宮市の地場産の布地で京都の職人が一ずつ仕上げた名古屋展限定「アルバス」50冊を展示販売している。「端材を活用しているため、同じものは1冊~数冊しかない『一期一会の品』」と、同ギャラリーの稀温さんは紹介する。

 「編集という仕事をする立場から、いつも世の中の変化を敏感に捉えている。その中で、自分たちがいいと実感できることをこれからも伝えて行きたい。自らアクションしていけば必ず反応がかえって来る」と藤本さん。

 開催時間は11時~19時。入場無料。10月2日まで。今後は埼玉と三重に巡回予定。

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