大須に9月16日、北陸の水産加工品や無添加食品、野菜類などを販売する「素朴食品館」(名古屋市中区大須3、TEL 052-253-5672)がオープンした。
店内には現在、約40品目の食品類が並ぶ。同店に並ぶ食品類は全て、同店オーナーの小山アキラさん自身が1週間に1度、飛騨・高山に商談に行き仕入れているという。地元が高山という小山さんは、大学時代からサラリーマン時代の14~15年を名古屋で過ごしていたことから、これまで培って来たつながりを生かし、名古屋での物産店オープンを決めた。
大須への出店理由について、小山さんは「大須は、いろいろな文化が入り交じって、歩くだけで発見があって面白い街」とし、「ここには、なじみのない食品も多く、POPで細かく解説をしたり、試食を置いたりしている。そうした新しい食品との発見をしてもらえる場所として大須は最適だと思った」と話す。
既にリピーターも多く、「お客さんの9割5分は地元の主婦の方。地域に密着した店舗づくりをしていきたい」と小山さん。「農家と直接契約して仕入れている野菜などは質もよく好評」だという。
主な商品は、ほたるいかの素干し(300円)、トマト農家が作ったトマトジュース「めいのサラダ」(180ミリリットル、270円)、甘えび昆布〆の刺し身(1,260円)、よもぎ大福(160円)など。
営業時間は10時~19時。火曜・水曜定休。