街がライブ会場になり2日間でさまざまなアーティストがライブを展開するイベント「栄ミナミ音楽祭」が5月12・13日の2日間、矢場公園をメーン会場とした栄3丁目エリアを中心に開催される。
今年は大須までエリアを拡大し、会場数は41カ所。ポップスやクラシック、ジャズなどさまざまなジャンルのアーティスト約250組が出演する。エリア拡大をしたことについて同イベントの担当者は「イベントのベースとなる考え方の一つに『地域交流』というキーワードもある」とし、「今回は栄ミナミエリアの街づくりを行っている南大津通商店街と大須商店街が手を組み、一緒に開催することになった」と経緯を説明する。
今年で6回目を迎える同イベントの昨年の動員数は延べ15万人。「今年はエリアを拡大するので、昨年以上の多くの方にイベントを楽しんでもらえるのでは」と期待を込める。「音楽を通して、このエリアに住んでいる人も働く人も、遊びにきた人も一体になれるイベントを目指している。年々全国各地から来場してくれる方も増えてきているので、大きな交流の場になれば」とも。
今年はイベント期間中にフリーの公衆無線LAN基地を13カ所設置。「多くのアーティストがさまざまなストリート会場で演奏するので、ホームページ上のタイムテーブルをスマートフォンで確認する人も多いことを想定し、設置することにした」という。
「1回目の会場は13カ所だった。今ではツイッターでのつながりも増え認知度が上がってきている。もうすぐで名古屋を代表するイベントと言ってもいいようになるのではと期待している」。今後のエリア拡大などは、大須での新会場の様子などを見ながら決めて行くという。
12時開演。参加無料。