
栄の商業施設「サンシャインサカエ」(名古屋市中区錦3)の観覧車「スカイボート」が3月11日、東日本大震災の被災地支援の一環として「チャリティー観覧車」として運営される。
チャリティー観覧車は、震災のあった2011年の3月19日・20日の2日間と昨年3月11日に展開し、今年で3回目。当日の観覧車の売り上げは全額、日本赤十字社を通して被災地に送る。観覧車の売り上げを義援金とする試みは今回で3回目。
観覧車の直径は40メートルで、最高到達点は52メートル。ゴンドラは、床面以外はほとんど窓になっているため、迫力のある展望で栄の街を一望できるのが特徴。
これまでも館内には募金箱を設置するなどしており、これまでに義援金として提供した金額は152万4,722円に上る。同館担当者は「微力ではあるが、継続してこうした活動を行っていくことによって少しでも力になれば」と話す。
観覧車「スカイボート」の営業時間は11時~23時。料金は1人500円(小学生未満は無料)。