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名古屋テレビ塔下に限定「塩尻ワインバー」-ワインなどの特産品販売

名古屋テレビ塔下の「塩尻ワインバー」

名古屋テレビ塔下の「塩尻ワインバー」

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区錦3)下の特設ブースに6月1日、塩尻市総合観光アンテナショップとワインバーが期間限定でオープンした。今年で2回目。

初日の様子

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 長野県塩尻市が主催する同店は、名古屋市内で開催中の飲食店回遊型イベント「アペしよ!キャンペーン」の掲げるフランスの食習慣「アペリティフ」の趣旨に賛同して出店。ワインをはじめとした特産品の販売や観光スポット、イベント情報を発信する。「名古屋でも人が一番集まる栄・名古屋テレビ塔で塩尻という地名を知ってもらえれば」と塩尻市ブランド観光課の曽根原さん。

 主なワインは、塩尻市内の老舗ワイナリー4社(「林農園」(五一わいん)、「井筒ワイン」、「信濃ワイン」、「アルプス」)のものを取り扱う。スパークリングワイン1種類、白ワイン2種類、赤ワイン4種類(グラス700円~、ボトル3,500円~)。ボトル売りのみの限定高級ワイン「桔梗ヶ原メルロ2010」(1万2,000円)や「NAC メルロー樽熟『スープリーム』2011」(1万5,000円)も販売する。

 「白ワインはフルーティーな味わい。赤ワインは手頃な値段で果実味のある若々しいワイン」と曽根原さん。「塩尻市は、赤ワインに使われるブドウ品種・メルローの国内トップクラスの産地。今回はメルローだけでも4種類を用意した」という。

 提供するワインには「長野県原産地呼称管理制度」(Nagano Appellation Control、NAC)の認定を受けたものも。「長野県内産のブドウのみを使い厳しい基準をクリアしたワインなので、安心して味わえる。さらに今回はアッサンブラージュ(ブレンド)していない単一品種のブドウで造られたワインを飲んでほしい」とも。

 フードは、塩尻産の「野菜のバーニャカウダ」(600円)や「ソーセージの盛り合わせ」「信州スモークサーモンのカルパッチョ」(以上700円)、「塩尻名物『山賊焼き』」(800円)など7種類。ほかにも、塩尻産大豆を使ったしょうゆや「山賊焼のたれ」、近年開発された緑大豆「あやみどり」を使った豆菓子やみそも販売する。

 「アペしよ!キャンペーン」の特別メニューとしては、グラスワインと地元食材を使ったアミューズ(おつまみ)をセットにした「塩尻ワインと信州フードのマリアージュ」(専用チケット1枚)を提供。

 同課の百瀬さんは「塩尻ワインの中でも厳選されたワインがこれだけそろうことはない。貴重な機会なので、ぜひ一度来店いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は17時~23時(土曜・日曜は12時~)。6月30日まで。

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