愛知県図書館(名古屋市中区三の丸1、TEL 052-212‐2323)の5階大会議室で10月4日、ESD映画試写会とトークイベント「アメリカの河川と人の付き合い方」が開催される。
同会の主催は「ダムネーション上映とトーク愛知実行委員会」。代表は愛知県政策顧問の小島敏郎さん。ESDユネスコ世界会議関連の一環として同26日に開かれるシンポジウム「サステナブルな海・川・人のつきあい方」の事前イベントとして開催する。
「ESD」とは、「持続可能な社会づくりの担い手を育む教育」を意味する英語の頭文字の略(文部科学省ホームページによる)。同シンポジウムでは、長良川河口堰(ぜき)や設楽ダム、三河湾の河川問題など、愛知県の海や川と県民の付き合い方をディスカッションする。
試写会当日は、米国のドキュメント映画「ダムネーション(DamNation)」を上映する。上映後には、京都大学の今本博健さん、パタゴニア日本支社長の辻井隆行さん、東京大学の蔵治光一郎さん、ジャーナリストの保屋野初子さんによるトークイベントも。 司会はエシカル・ペネロープ代表の原田さとみさん。
「米国の河川政策やダム政策を知ることで視野を世界に広げて、日本での河川と人の付き合い方を考えることができれば」と原田さん。「私たちの住む愛知県の問題として一緒に勉強しましょう」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~。参加無料。メールでの申し込みが必要。