名古屋・栄エリアで現在、スタンプラリー「SOCIAL TOWER STAMP RALLY(ソーシャルタワースタンプラリー)」が開かれている。
同エリアの魅力を発掘・発信することを目的に活動を続ける「SOCIAL TOWER PROJECT(ソーシャルタワープロジェクト)」(名古屋市)と、名古屋パルコ(名古屋市中区栄3)による共同企画。
今年60周年を迎えた「名古屋テレビ塔」(錦3)と、今年25周年の名古屋パルコを結び、その間に点在する老舗店から最新のショップまで10店舗を巡る。
参加店舗は、テレビ塔とパルコの2店に加えて、和菓子の老舗店「雀おどり總本店」、矢場町のセレクトショップ「unlike.(アンライク)」、カフェ「Maison YWE(メゾン イー)」、栄地下街の写真展「memini(メミニー)」、若宮神社裏の雑貨店「COMPASS(コンパス)」、老舗喫茶店「喫茶ライオン」、芸文センター内の書店「NADiff aichi(ナディフ愛知)」、久屋の生活雑貨店「make may day(メイク マイ デイ)」の10店。
各店で配布している専用カードにスタンプを貯めていき、5店以上を集めると各店のオリジナル特典を受けることができる。10店すべてのスタンプを集めた人には、名古屋パルコのオリジナルトートバッグを進呈する。
「SOCIAL TOWER PROJECT」を運営するNPO法人・大ナゴヤ大学の加藤幹泰学長は「テレビ塔のある街・栄は、買い物や食事などを楽しむエリアだが、多くの人は大手百貨店が密集する南エリアに集まり、テレビ塔のある北エリアになかなか人が流れていないという街全体の課題がある」と話す。「しかし、栄エリアは『面』で楽しむことができる街。そうした魅力に改めて気付いてもらえるきっかけになれば」と呼び掛ける。
10月26日まで。