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「大ナゴヤ大学」が6周年 街中をキャンパスに特別10講座開講

6周年を迎える「大ナゴヤ大学」が特別10講座を開講

6周年を迎える「大ナゴヤ大学」が特別10講座を開講

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 9月で開校6周年を迎えるNPO法人「大ナゴヤ大学」(名古屋市中区大須3)が同12日・13日、特別授業10講座を開講する。

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 「ナゴヤを面白がる人を増やす」を理念に、街をキャンパスに授業を行う同団体。2009年の開校以来、名古屋市を中心とした東海圏の街の魅力を題材にした授業を約300回開催。3700人の生徒登録をした市民が受講した。

 加藤幹泰学長は「名古屋市内外の多くの方々に、街の魅力的な人や物を楽しみながら知ってもらえる講座を続けてきた。受講者の満足度が高く、いろいろな場所や文化に出合った方々が、さらに家族、友人に楽しみ方を広めてくれている」と振り返る。

 特別授業10講座は「街中がキャンパス」「誰もが先生、誰もが生徒」という原点に立ち返ったテーマで企画した。
 12日は6講座。東山動植物園を教室に絶滅危惧種を学ぶ「絶滅動物園」、円頓寺商店街を舞台に子どもたちがお使いを体験する「商店街にLet’s go!」、多くの名古屋めしグルメの著者を持つライター・大竹敏之さんと和菓子店を巡る「名古屋の和菓子名店デビュー」、複数台の蓄音機の音色で音楽を楽しむ「蓄音器の世界に触れる SPレコードに刻まれた100年前の音色」、おしゃれなカフェを教室に少女漫画の魅力を紹介する「少女漫画偏愛主義」、名古屋の銭湯を楽しむ「銭湯へ行こう!」。
 13日は4講座。「ドニチエコきっぷ」で名古屋の有名建築を巡る「東山沿線建築ツアー」、老舗海苔(のり)工場の見学や試食、ダシに関する授業で乾物を知る「乾物から始まる和食文化」、テレビ塔を教室に徳川家康から戦後までの名古屋の都市計画の歴史を学ぶ「名古屋って、どんなまち?」、半田市の名所とビール製造の歴史をテーマにした知多半島での講座「半田赤レンガ建物へようこそ」。

 加藤学長は「街の歴史や文化など『名古屋を感じられる』授業や、魅力的な講師陣による『人・物・事』にこだわった企画。知りたいと感じた講座があれば、ぜひ参加していただけたら」と呼び掛ける。「7年目からもコツコツと名古屋の人や場所の魅力、面白さを広めていきたい。名古屋を知りたいと参加した方々が、この街は楽しいと伝える側になっていくような活動になれば」と意気込む。

 各講座の参加料金、会場、開講時間、定員は同団体ウェブサイトで確認できる。定員に達し次第受け付け終了。

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