名古屋能楽堂で「ジプシー音楽」 フランス人による落語、パリ発マイムと共演

「ジプシー・サウンド・システム・オーケストラ Japan Tour 2016」のチラシ

「ジプシー・サウンド・システム・オーケストラ Japan Tour 2016」のチラシ

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 名古屋能楽堂(名古屋市中区三の丸1、TEL 052-231-0088)で3月17日、「ジプシー・サウンド・システム・オーケストラ Japan Tour 2016」が開催される。主催はArts Bridge Cities(ABC)。

フランス人落語家のシリルさん

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 女性DJのオルガさんと、DJでアコーディオン奏者のドクター・シュナップスさんの2人によりスイスで結成された「ジプシー・サウンド・システム」。東欧ジブシー音楽をベースに歌い、踊る「ハッピーかつアッパーなお祭り的ライブ」で、世界中のフォーク、ワールドミュージックのクラブシーンに大きな影響を与えてきた。今回のツアーにはSAX、ギターを加え、「ジプシー・サウンド・システム・オーケストラ」として来日し全国をまわる。

 名古屋公演では、「東の旅 Sounding the view.Viewing the sound.」をテーマにフランス・パリ在住のマイム俳優・奥野衆英さんと、フランス人落語家シリル・コピーニさんも共演する。

 今回、日本で初めてのソロ作品を披露する奥野さん。2000年に渡仏し、日本でも有名になった「パントマイムの神様」マルセル・マルソーに師事。2007年ヨーロッパ国際演劇祭では自身が脚本・演出・振り付け・主演を務める作品で日本人として初めて最優秀作品賞と最優秀男優賞を受賞した。名古屋では、これまでに中川運河キャナルアートの公演に参加するほか、オリジナルユニット「ET VIE DANSE」での全国ツアーも行ってきた。

 フランス・ニース生まれの落語家のシリルさんは2010年から落語家として活動。2014年に世界最大演劇祭アヴィニョン・フェスティバルで、三遊亭竜楽・林家染太さんと共に公演。国内外における落語文化のプロモーション、日本文化の啓発に尽力している。

 18時45分開演。チケット料金は3,800円(前売り=3,500円)。

 公演やチケットに関する問合せは公式ホームサイト「Arts Bridge Cities」で確認できる。

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