NHK名古屋放送局(名古屋市東区東桜1)が3月30日、中京大学名古屋キャンパスで音楽番組「Uta-Tube in キャンパス」を収録し、SKE48、ストレイテナーがライブを行った。
「Uta-Tube」(NHK総合テレビ)は中部7県向けに本格的なライブを届ける音楽番組。4月から鉄平さんに加え、新たに澤田彩香アナウンサーがMCを担当。新MCでの初回は、栄のスタジオを飛び出して中京大学での収録となった。
この日は同大学名古屋キャンパス4号館3階の教室に多くの学生が集合。最初に登場したストレイテナーは、ピアノバラード「シンクロ」、夏の終わりをつづった新曲「シーグラス」、代表曲の「Melodic Storm」など6曲を披露。MCコーナーでは、ドラムのナカヤマシンペイさんがSKE48のファンであることを告白。「夏の曲だったら、『シーグラス』よりSKE48の『ごめんね、SUMMER』の方が好き。あれはマジで名曲」と絶賛した。
続いて登場したSKE48は、この日発売された新曲「チキンLINE」をはじめ、派生ユニット「ラブ・クレッシェンド」の「コップの中の木漏れ日」など5曲を披露した。3月31日に同グループ卒業の宮澤佐江さんは、今回がテレビの歌番組最後のステージ。「SKE48に入ってから、初めて選抜メンバーとして歌った思い出の曲」だという「不器用太陽」などを歌い上げた。
MCコーナーでは、新曲「チキンLINE」のモチーフのコミュニケーションアプリ「LINE」にちなんだトークを展開。宮澤さんは「卒業したらタイムラインに『恋愛解禁しました!』と投稿して、男の子の友達からどれだけ返事が来るか試してみたい。でも普段は舞台のお知らせとかを投稿しても、返信がくるのはほとんどメンバーから」と話し、会場を笑わせた。
最後に宮澤さんは「約2年間、SKE48として活動させていただいた。10年間アイドルとして活動しながら、うれしいことも楽しいこともあったけれど、つらいことや悲しいこと、悔しいこともたくさん経験した。今、これまでのアイドル人生に悔いはないと自信を持って言える」と話し、会場から大きな拍手を送られた。
収録後、宮澤さんは「劇場公演の前日まで歌番組の収録をさせていただけたことは、自分にとってすごくうれしいこと。メンバーとアイコンタクトをたくさん取ったりして、すてきな収録になった。これから1人になって不安なことだらけだけれど、しっかりと地に足をつけて一歩一歩後ろを振り向かずに、なるべく前だけを見て自分の夢に向かって歩んでいきたい」と語った。
「Uta-Tube in キャンパス」中京大学名古屋キャンパスは、SKE48のステージを4月9日・16日、ストレイテナーのステージを4月23日・5月7日に放送。放送時間は10時55分~11時15分。放送エリアは中部7県(愛知、岐阜、三重、静岡、福井、石川、富山)。