愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1)12階のアートスペースEFで5月28日・29日、韓国アニメーションの特集上映「花開くコリア・アニメーション2016」が開催される。主催は韓国インディペンデント・アニメーション協会、シネマコリア、愛知県美術館。
韓国インディーズ・アニメーション作家の映画祭「インディ・アニフェスト」から選んだ作品を上映する同イベント。名古屋では7回目の開催となる。
今回は短編25本を選び、3プログラムに分けて上映。短編プログラム1「色彩の中の秘密」は、さまざまな色彩感覚・表現技法に優れた10作品。短編プログラム2「あなたは遠くに」は、理想と現実、理論と感情など、いろいろな距離をテーマにした6作品。土居セレクション「懸命に生きる」は昨年、インディ・アニフェストに参加したアニメーション評論家・土居伸彰さんがセレクトしたスペシャルプログラム。「アヌシー国際アニメーション映画祭」招待作品のオカルト・ホラー「繭」や「ザグレブ国際アニメーション映画祭」審査委員スペシャルメンション受賞の「Afternoon Class」など、人間のエモーションを凝縮・拡大して描いた9作品を上映する。
特別上映は韓国近代文学の短編小説3編をオムニバス形式で長編映画化した「そばの花、運のいい日、そして春春」。
上映作品の監督、評論家らによるゲストトークも開催。5月28日は「Little King(舟橋伝)」のキム・ヘミ監督、土居さん、29日にはイ・ヒョシム名古屋韓国学校校長がトークを行う。
料金は1プログラム、一般1,000円、学生500円。チケットは当日券のみ。