栄の「オーダースーツSADA(サダ)」名古屋栄ショールーム(名古屋市中区新栄町2)で5月22日、開店5周年イベントが開催され、名古屋グランパスの小川佳純選手、安田理大選手、川又堅碁選手が登場した。
SADAグループは1923(大正12)年に東京神田の服飾雑貨卸として創業。戦後に佐田羅紗店、佐田被服興業を設立し、生地卸業から縫製業へ進出。現在は生地仕入れから縫製・販売まで対応し、自社工場により年間12万着を生産するオーダースーツ専門メーカーとして創業90年を迎えている。
同店は2012年より名古屋グランパスのオフィシャルスーツサプライヤーとして、クラブにオーダースーツを提供している。佐田展隆社長は「オープン時は名古屋の皆さんに知られずに苦戦していた。グランパスさんにスーツを提供し始めて4シーズン目を迎え、名古屋の皆さんに愛される店になってきたと感じる。名古屋の地で本気で商売をやっていく覚悟があると、お客さまに思っていただいたのだと思う」と振り返る。
この日、小川選手らはスーツに身を包んで登場。事前に店頭で整理券を受け取った50人のサポーターと写真撮影し、サイン会を開催した。サポーターはスタジアムでのユニホーム姿とは違ったスーツを着こなした選手たちと並んで写真撮影。握手をしながら「次の試合も頑張ってください」と応援の言葉を掛けた。
佐田社長は「小倉監督は年齢が近いこともあり、応援したい気持ちが強い。いろいろな苦労があると思うが、素晴らしい結果を出すことを祈っている」と話す。
同店では現在、開店5周年記念セールを実施中。6月5日まで。