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名古屋おもてなし武将隊が新メンバーお披露目 信長、清正が初演武

お披露目式を行った名古屋おもてなし武将隊

お披露目式を行った名古屋おもてなし武将隊

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 名古屋城の二の丸広場で名古屋おもてなし武将隊が5月22日、新メンバー2人の「お披露目式」を行った。

信長と清正がお披露目

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 名古屋の観光PR活動を目的に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら有名戦国武将6人と、陣笠(じんがさ)隊4人で2009年に結成した同隊。名古屋城内で「おもてなし」と呼ばれる観光案内や写真撮影、演武を行うほか、イベント、メディアに出演して名古屋の魅力を伝えている。

 前メンバーの卒業に伴い、織田信長、加藤清正の2武将が交代。この日のお披露目式から新たな10人でのおもてなしとなった。快晴の中、集まった約1500人の前に登場した10人は力強く演武を披露した。

 演武後、新メンバー2人があいさつ。清正は「今日は暑い中、よう参ってくれた。わしは武将隊で粉骨砕身の思いで、お主らに元気と勇気を与えていきたい。そのためにはまだまだ未熟ゆえ、もっと努力していく。わしについてきてくれ」と呼び掛けた。信長は「武将隊は今年で7年目になる。わしは桶狭間の戦いから7年で、尾張から岐阜城にたどり着いた。7年目から天下布武は始まる。これからもわれらは名古屋を世界一の観光都市にするため、まい進する。まずはわれらの本拠地、この名古屋城をさらににぎわう世界一の名城にしてみせよう」と観客を見渡した。

 その後、名古屋名物のかぶりものを着けた「なごやめし博覧会実行委員会」が登場。10月1日から開催される同博覧会をアピールし、スペシャルサポーターに任命された武将隊に委嘱状を手渡した。

 家康は「名古屋を発信する大きな武器の一つが名古屋めし。信長殿は塩辛い料理、秀吉殿は守口漬けが好きで、わしは八丁みそで有名。戦国の世で生まれた味も多くある。名古屋めしを発信できる役目はうれしい。日本全国のみならず、全世界に発信していきたい」と意気込んだ。

 最後に武将隊は、観客全員をハイタッチで送り出した。

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