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中区松原にシェア型ブックカフェ 利用者の表現と発信の場に

「蔵六湖畔」を運営する加塩正平さん(左)と妻の聡穂さん

「蔵六湖畔」を運営する加塩正平さん(左)と妻の聡穂さん

 シェア型ブックカフェ「喫茶書房 蔵六湖畔(ぞうろくこはん)」(名古屋市中区松原1)が7月26日、オープンした。

壁一面を覆うシェア本棚

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 花市場が集まるエリアに建つ「フラワーセンター」北棟2階に位置する同店。店舗面積は約6坪。店内には72の木箱を組み合わせた「シェア本棚」や、有料の読書・コワーキングスペースなどを備える。シェア本棚のレンタル料は、1棚・1カ月=2,000円~、販売手数料は売り上げの4%。レンタルの際にデポジット5,000円が必要となる。

 読書・コワーキングスペースの利用料は800円(3時間制)で、店内商品を1,000円以上購入すると無料で利用できる。席数は、テーブル席4卓8席。利用客は、オリジナルドリップパックコーヒーやジュースなどをそろえるセルフカフェが利用できる。

 店長の加塩正平さんは1日店制のイベントバーの店長、音楽フェスの立ち上げ・運営などの経験を通して、「イベントだと1日限り。いろんな人が持つ『やってみたい』を発露できる常設の場が必要では」と感じたことから、同店を立ち上げたという。

 コンセプトは「『しこう』に寄り添い、『やってみる』が自然に生まれる場所」。「しこう」には、思考・嗜好・試行の意味を込めており、「訪れた人に『考えるきっかけ』や『好きなことを表現する場』、『何度でも試す場』を提供することで、『やってみたい』を『やってみる』に変えていきたいという思いを込めた」と加塩さん。

 シェア本棚の「棚主」は、私設図書館の開設準備中の人や、ZINE作家、ハンドメード雑貨の作家など。商品販売はせず、自身で設定したテーマに即して選んだ蔵書を紹介する人もいるという。加塩さんは「選書自体がクリエーティブな活動。棚主の皆さんが自分なりの方法で表現し、発信していると感じる」と笑みを浮かべる。ほかにも店内には、加塩さんと妻の聡穂さんが選んだ新刊書籍販売スペースも設ける。店内商品は同店ウェブサイトでも販売する。

 営業時間外はイベントスペースとして利用可能で、レンタル料は1時間1,400円(セルフカフェ付き)。読書会やワークショップ、展示などで利用できる。加塩さんは「誰かの『やってみたい』が実現できるように、この場所を育てていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~17時。火曜~木曜定休。

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