イオンが5月11日、「名古屋グランパス」オリジナルデザインによる電子マネー「WAON(ワオン)」のカード「大好き名古屋グランパス WAON」を発行する。
Jリーグトップパートナーの同社は、サッカーを通じたホームタウンの地域振興を目指し、同クラブと提携。協働する取り組みの一環として、同クラブオリジナルデザインの「WAONカード」を発行する。
同カードは「いつもクラブを応援していたい」というサポーターの想(おも)いをクラブに届けることがコンセプトで、カード利用金額の一部が、スポーツ振興、環境保全、教育機関との連携、交流イベントなど同クラブのホームタウン活動に活用される。サポーターは買い物や飲食などでカードを利用することで、シーズン中だけでなくシーズンオフ期間中もグランパスの活動を応援できる。
イオンは「今回の提携は、地域に愛される存在を目指してホームタウン活動を行っているグランパスと、地域に根差ざした経営を通じて社会貢献を行うイオンが互いの理念に共感し、実現した。今後も協働しながら、ホームタウンの活性化に取り組んでいきたい」と発表した。
同カードはホームタウンを中心に愛知県内のイオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ミニストップなど計107店で販売。5月5日に横浜F・マリノス戦が行われる豊田スタジアムで先行販売する。発行手数料は300円。