名古屋を中心に東海エリアの魅力を楽しめる体験プログラムツアー「大ナゴヤツアーズ」(名古屋市中区大須3)が現在、夏のツアーコースを販売している。
2017年4月から始まった同取り組み。2018年2月までに129コースを実施し、1853人が参加した実績を持つ。代表の加藤幹泰さんは「これまでになかった『まちの生活文化』の魅力を楽しみながら知る体験プログラム」として展開し、東海エリアの「新しい観光づくり」を目指すという。
今夏は32コースを用意。春日井市で60年続く老舗氷店3代目店主をガイドに名古屋テレビ塔を会場に開くツアー(7月13日、参加費3,000円)では、「氷屋の質の高い氷」についての話を聞けるほか、かき氷づくり体験では「シロップかけ放題」「食べ放題」の実食ができる。200年の歴史を持つ安城市の特産「和泉の手延べ長そうめん」などを製造する「みや子製麺」(安城市)で3.6メートルの手延べそうめんづくり体験と実食ができるツアー(7月22日、同3,000円)、名古屋駅近くの民間市場内で市内唯一のクラフトビール醸造所「ワイマーケット ブルーイング」を構えるオーナーがガイドの、市場散策と買い物、6種類のビールが飲み比べできるツアー(8月4日、同5,000円)など、夏らしい食がテーマの内容も多数用意する。
そのほか、名古屋に自社工場を持ちニット生地を作る丸安ニット(名古屋市西区)では、工場見学のほか、数種類から選べるジャガードニット生地でサマークッション作りを行うツアー(7月21日、同4,000円)、老舗和菓子店「雀(すずめ)おどり總(そう)本店」(中区)を会場に、名妓(めいぎ)連組合の舞妓(まいこ)「うさぎちゃん」と交流し舞踊を見るツアー(7月27日、同5,000円、食事付き)なども。
申し込みはホームページで受け付ける。