
松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)本館前で7月14日、名古屋グランパスの選手らが街頭募金活動を行った。
名古屋グランパス選手会が「平成30年7月豪雨災害」で被災した人々への援助と被災地の復旧、復興のために実施した同募金活動。風間八宏監督、小西工己社長、コンディション調整中の選手を除くグランパス全選手、コーチが同館東側軒下に立ち、募金を呼び掛けた。選手らの「募金をお願いします」の声に人々が次々と集まり、足を止めて募金に応じた。
佐藤寿人選手、宮原和也選手は13日に広島の被災地を訪れ、土砂の撤去作業などに参加した。佐藤選手は街頭募金活動後に「僕と宮原選手は昨日、被災地に行くことができたが、名古屋にいる選手たちでも何かできないかと和泉選手会長を中心に話し合い、今回の募金活動を行うことになった。皆さんの思いを被災地へ届けたい。Jリーグは全国各地にクラブがあり、サッカーの力でいろいろなことができる。これからも状況を見ながら、自分たちにできる限りのサポートをしていきたい」と話した。
この日集まった募金は59万2,012円に上った。募金は日本赤十字社愛知県支部を通じて、被災地域に寄付される。
豪雨の影響で延期となっていた「天皇杯3回戦 サンフレッチェ広島vs名古屋グランパス」戦は、8月22日にエディオンスタジアム広島で開催される。
グランパスはJ1リーグ再開初戦となる7月18日の浦和レッズ戦(埼玉スタジアム)のパブリックビューイングを決定。「キャナルパークささしま中京テレビ」屋外ビジョンで、18時からイベントを開始する。キックオフは19時30分。参加無料。