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栄の地下街「サカエチカ」北エリアが刷新 50周年で来秋全面改装へ

照明・床面のデザインを刷新した「サカエチカ」北エリア

照明・床面のデザインを刷新した「サカエチカ」北エリア

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 名古屋市営地下鉄栄駅に接続する「サカエチカ」(名古屋市中区栄3)の北エリアが8月10日、リニューアルオープンした。

改装前の西エリア

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 以前、噴水があった「クリスタル広場」を中心に、北、東、西に通路が伸びる造りの同地下街。2019年11月に迎える50周年に向けて、昨年6月から段階的にリニューアル工事を開始し、北エリアが先行オープンした。当日はリニューアルオープンを記念し、クリスタル広場でバイオリンとピアノ演奏のミニコンサートを開いた。

 直線的なデザインだった通路の床面や壁、天井照明をランダムなデザインに変更。既存店の改装や、名古屋コーチンなどを扱う鶏料理店「鶏三和」、京都の老舗ベーカリーショップ「グランディール」、焼きたてチーズタルト専門店「パブロミニ」が新規オープンした。同社広報担当の濵岡弥生さんは「これまでは直線的で『公共の通路』として効率のよい造りだったが、リニューアルして通路としての役目はもちろんのほか、買い物や歩いて楽しい空間を目指す。道幅は変わらず約8メートルだが広く感じる」と話す。

 リニューアルを記念し23日から16店舗が記念メニューや記念袋を販売する。各店9月2日まで。

 東エリアは今冬、西エリアは来春、クリスタル広場周辺は来年の夏から秋に掛け工事を行い、来年11月11日にグランドオープンする。クリスタル広場を囲む四方の柱にはLED画面を設置し環境映像などを上映する予定。周りの柱12本のうち4本に2面のデジタルサイネージを設置する。「今回のようなミニイベントで人が集う場になったり、サイネージを使って情報発信したりする広場に生まれ変わる」(濵岡さん)。

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