名古屋グランパスの選手らが9月16日、栄のオアシス21(名古屋市東区東桜1)銀河の広場で街頭募金活動を行った。
名古屋グランパス選手会が「北海道胆振東部地震災害」で被災した人々への援助と被災地の復旧、復興のために実施した同募金活動。風間八宏監督、小西工己社長、グランパス選手らが、銀河の広場で募金を呼び掛けた。「東海ラジオ大感謝祭2018」の開催で多くの来場者で賑わっていた同広場では、選手らの「募金をお願いします」の声に人々が次々と集まり、募金への列を作った。
北海道登別市出身で、2016年まで「北海道コンサドーレ札幌」でプレーしていた櫛引一紀選手は「実家では揺れが大きく、停電もあり、怖い思いをしたと父から聞いた。名古屋に来るまでずっと北海道で生活していたが、これほど大きな地震はなかったと思う。すごく不安な気持ちになった人がたくさんいたはず。離れてはいるが、少しでも復興の力になりたい。今日は暑い中、本当にたくさんの人に募金していただき、感謝している」と話した。
募金活動は15日にパロマ瑞穂スタジアム前でも行われ、2日間で集まった募金は48万3,172円に上った。募金は日本赤十字社愛知県支部を通じて、被災地域に寄付される。