プロサッカーチーム「名古屋グランパス」のオフィシャルショップ「クラブグランパス」(名古屋市中区大須3)が4月24日、大須商店街にオープンした。
敷地面積は40坪、売り場面積は30坪。2007年まで新栄で営業していた店舗を閉店以来、11年ぶりとなるオフィシャルショップで、サポートタウンでもある大須に新規オープンした。
店長の吉村一彦さんによると、グッズはこれまで、ウェブショップとスタジアムで販売。昨年のグッズの売り上げは過去最高を記録し好調という。「活気ある大須の街に負けないよう、大須の中でも目立つ存在になれるよう頑張りたい」と意気込む。
店内には、名古屋グランパスのユニホームやTシャツ、マフラータオル、バッグなどのファッションアイテム、菓子などの食品、文具、キーホルダー、食器、ボディーシャンプーなど商品ラインアップを豊富にそろえる。安全上の理由からスタジアムでは扱えなかった陶器やガラス製品などのアイテムの販売も行うという。
名古屋に本社を構える菓子メーカー「カクダイ」とコラボした「クッピーラムネとグランパス」(オリジナルシール1枚、ラムネ20袋入り=1箱650円)、名古屋デザインのコカ・コーラスリムボトル(3本)とグランパスの缶バッジ(1個)のセット(600円)、パッケージにグランパスくんをデザインした大須の洋菓子店が手掛ける「名古屋グランパスプリン」(4個入り、1,200円)などのコラボ商品も用意する。製陶が盛んな岐阜県多治見市で作られたという、グランパスくんなどをデザインした中華料理の食器「ラーメンどんぶり」「ギョーザ皿」「八角皿」(以上、各1,600円)、「豆皿」(800円)などユニークなアイテムもそろえる。
名前やイニシャルなどを自由に選べる「アルファベットキーホルダー」(赤・黄色の2色、1個700円)、大須のシンボルでもある招き猫をデザインしたタオルマフラー(1,500円)はショップ限定。「SY32」と「ミズノ」の衣料アイテムは同チームのカラーやエンブレムなどをデザインした商品を3割、一般商品を7割用意する。「自分だけのユニホームキーホルダー」が作れるマシン(1個500円~)、ミニユニホーム型キーチェーンのガチャガチャ(1回400円)も店頭に設置する。
同チームのホーム地域特集コーナーも設置する。現在は常滑焼を取り上げ、手はVサインを掲げチームカラーの赤色をした招き猫の展示や、招き猫に扮(ふん)したグランパスくんステッカーなどを販売する。約3カ月ごとにテーマを入れ替え、次回は有松絞を取り上げる予定という。
店舗奥はイベントなどに使えるスペースも確保。今後、選手が一日店長を務めるイベントや、握手会などの企画を展開する。
オープン初日は、名古屋グランパスエイト社長の小西工己さん、名古屋グランパス・クラブスペシャルフェローの楢﨑正剛さん、大須商店街組合連盟会長の堀田聖司さん、ミズノ名古屋支社長の池田宜隆さん、グランパスくんがオープニングセレモニーに出席し、にぎわいを見せた。
営業時間は10時~20時。月曜定休(5月12日までは無休)。