Bリーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」の安藤周人選手が5月27日、河村たかし名古屋市長を表敬訪問した。
安藤選手は、三重県出身。2016年の入団以来、チームの中心選手として活躍し、今季はレギュラーシーズン全試合で先発出場。バスケットボールワールドカップ2019アジア地区予選の日本代表候補にも選ばれている。5月9日に来季の契約を更新し、さらなる活躍が期待されている。
安藤選手は、同チーム常務取締役の千葉洋一郎さん、小栗弘ゼネラルマネジャー、梶山信吾ヘッドコーチ、臼井秀明アドバイザーと共に名古屋市役所を訪問。河村市長に今シーズンの成績を報告した後、来シーズンへの決意表明を行った。
千葉常務は「今シーズンは西地区年間2位となり、昨年に続きチャンピオンシップに進出することができた。クオーターファイナルで琉球ゴールデンキングスに敗れ、ベスト4に届かなかったのが残念」と今シーズンの結果を報告。河村市長は「よくバスケットの放送を見るようになった。華やかなハーフタイムショーの映像などももっと放映して、多くの人に魅力を伝えてほしい」と話す。
来シーズンに向け、千葉常務は「日本人選手全員との契約も更新し、体制は整っている。若いチームなので、連携と成長を大切にして、高みを目指していきたい」と意気込んだ。
河村市長は「ドルフィンズやグランパスのように、『名古屋』とチーム名に付けて頑張ってくれるのは本当にありがたい。スポーツチーム同士はもちろん、市内の商店街などとも力を合わせて、名古屋を盛り上げてほしい」とエールを送り、「子どもたちのバスケット人気も高まっている。チームから市への要望があれば、どんどん提案してほしい」と話した。
安藤選手はチームのスローガン「DO,RED.」が入った赤い名古屋扇子にサイン。河村市長に手渡し、来シーズンの躍進を誓った。