韓国・アジアのアニメーションの特集上映「花開くコリア・アニメーション2019+アジア」が7月6日・7日、愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1)12階のアートスペースEFで開催される。主催は韓国インディペンデント・アニメーション協会、シネマコリア。
韓国インディーズ・アニメーション作家の映画祭「インディ・アニフェスト」から選んだ作品を上映する同イベント。名古屋では10回目の開催となる今回は、同映画祭から選んだ韓国アニメの短編18作品と、アジアコンペ部門の短編10作品、韓国の長編作品「半島で生きたい~演技派おやじの奮闘記」を上映する。第10回記念の特別上映作品は、韓国人の夫婦が新婚旅行先のエチオピアで出会った少女の人生を、実写を交えて描いたドキュメンタリー・アニメ「フェルーザの夢とともに」(入場無料)。
韓国短編作品は、「現実のチカラ」 「愛のカケラ」 の2プログラム。思春期の成長痛を描いたインディ・アニフェスト2018大賞「わき毛少女、キム・ブンオ」、「TBS DigiCon6 ASIA」で「KOREA Gold」を受賞した3DCGアニメ「ラブ・スパーク」などを上映する。アジア短編作品のプログラム「アジアのカタチ」は、肉親の死を静ひつな映像で描いたインドのアニメ「父の死」などを上映する。
上映作品の監督らによるゲストトーク・上映企画も開催。6日に「フェルーザの夢とともに」のキム・イェヨン、キム・ヨングン両監督、7日に「ラブ・スパーク」のキム・ミョンジュ監督と名古屋学芸大学映像メディア学科講師の岩野一郎さんのトークを行う。
料金は、1プログラム=一般1,000円、高大生500円、中学生以下無料。チケットは当日券のみ。