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栄・丸善で「デラカル草履」販売 大須のアンティーク着物店オリジナル商品

今日実オリジナルの「デラカル草履」

今日実オリジナルの「デラカル草履」

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 栄の書店「丸善名古屋本店」(名古屋市中区栄3)1階で現在、大須のアンティーク着物店「今日実(きょうみ)」(中区大須4)オリジナルの「デラカル草履」が販売されている。

草履からイメージする絵本とともに

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 2003年に創業し、草履や足袋の日本製オーダーメードや販売、アンティーク着物の販売、着物レンタルなどを行う同店では、日本製にこだわったオリジナルの「デラカル草履」を製作。同店が草履のデザインを受け持ち、鼻緒は愛知県の職人、草履の台と製造は奈良県の職人が取り組んだ。

 草履の特徴は「とにかく、めっちゃ軽い」と店主の鈴木さん。台の部分にはEVA樹脂とコルクが使われていて、軽さに加え、クッション性と安定性を両立させた構造の台を使用した。他にも、つま先下の台は前方が斜めに上がり、鼻緒が足についてくるような造り。かかと下の台は斜めにカットし、路面の水はねを防ぐ役割など、「履き心地が良く、機能性も高い草履」という。

 鈴木さんは「今回の出店で、草履を洋服に合わせてカジュアルに履いてもらえる機会を多くの人に提案でき、共感してもらえた。皆さんの生活の中で、ちょっとした遊びの要素として、草履や着物を楽しんでもらいたい」と話す。

 商品のディスプレーについても、「せっかく本屋さんで販売するので」と、本からイメージする草履や草履からイメージする本など、本や絵本と組み合わせた。どの商品も一点物で、子ども用から大人の女性・男性用のサイズをそろえている。価格は6,800円~8,800円。

 「草履は痛いものだと思っている人が多いのがとても残念。着物屋さんに草履を買いに行きづらいと思っている人も多い。本を買いに来るついでに、試しに履いてみてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。7月19日まで。それ以降は「おかしばこ」(中区橘1)で扱う。

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