イタリアのオルガニスト、ピエール・ダミアーノ・ペレッティさんの「オルガン・スペシャルコンサート」が10月9日、愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜1)コンサートホールで上演される。
ペレッティさんは、イタリア・ヴィンチェンツァ出身のオルガニストで、愛知県では初めての公演。古楽から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、世界各地でコンサートを行い、多くの国際オルガンコンペティションで受賞している。2009年にウィーン国立音楽大学の教授に就任し、2015年にはオーストリア政府より優秀芸術家賞を授与された。
同館の改修工事で、コンサートホールのパイプオルガンは開館以来初めてのオーバーホールを実施。今回の公演では、優れた演奏家であるペレッティさんの手で、世界最大級のパイプオルガンの能力を最大限に引き出し、ホール全体が鳴り響くような迫力のある音楽を届けるという。共演は愛知県立芸術大学出身のハープ奏者・田中敦子さん。
プログラムは、バッハの前奏曲とフーガ、ヴァーグナーの賛美歌、ヴェルディの歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」、リスト(ペレッティ編曲)の交響詩「オルフェウス」(ハープとオルガン編)ほか。
開演は19時。料金はS席=3,000円、A席=2,000円、U25=1,500円(年齢確認有り、要証明書)。未就学児は入場不可。