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昭和歌謡流すディスコイベントが開催20回 老舗レコード店が開く

「昭和ディスコティック歌謡祭」過去開催時の様子

「昭和ディスコティック歌謡祭」過去開催時の様子

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 栄の大型ライブハウス「名古屋レニーリミテッド」(名古屋市中区栄3)で開く「昭和ディスコティック歌謡祭」が1月28日、開催20回目を迎える。

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 2018(平成30)年の夏に始まった同企画。平日の夜にほぼ毎月開催している。「スター誕生」「8時だョ!全員集合」「トップテン」など当時のテレビやラジオで流れていた古き良き昭和歌謡曲のヒット曲を流す。

 主催する老舗レコード店「メガミックスレコード」(名古屋市中区)店主のミスターメガミックスさんは「アメリカやイギリスでは英語で歌って踊るディスコがあるが、日本では日本語で歌って踊れて、大きな会場で定期的に開催されるディスコがなかったので『歌謡曲ディスコ』を企画した」と振り返る。

 1年目は音楽関係者からは「平日の夜に、毎月開催するのは無理なのでは」という反応があったが、始めてみると、来場客は歌詞が頭に浮かびやすい歌謡曲に乗って笑顔で踊っていた。「歌って踊るコンサート会場の雰囲気だった」とミスターメガミックスさん。周知も十分ではなかったが女性客が8割を占め、「継続の価値あり」と実感したという。

 今では「光るマイク」持参で歌手になりきる人、歌手の物まねのように歌い踊る人、ピンク・レディーの衣装で来場する人などさまざま。来場客の年齢層は、歌謡曲の当時を知らない20代から70代まで幅広いが、歌番組世代の40~50代が中心で、「歌の同窓会」のように楽しんでいる。

 当日は開催20回を記念し、先着100人に対し「なつかしいお土産」を進呈する。

 メガミックスレコードさんは「あの有名ディスコ『マハラジャ名古屋』が昨年11月に突然閉鎖されてしまい困っている、広いディスコを探しているといった『ディスコ難民』の皆さん、懐かしく青春のヒット曲で踊りたい方、歌謡曲ディスコに興味ある方などに向け、各種のジャンル別で『ディスコ』を営業している。一緒に行ってくれる友達がいなくても『来てみれば楽しい』のがディスコ。会場は分煙で気分転換やエクササイズにもいいのでは。おひとりさまも多い」と来場を呼び掛ける。

 入場料は女性=2,000円、男性=2,500円で、ともに2ドリンク付き。当日券のみで会場で支払う。

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