名古屋の声優が出演するアニメ上映企画「ナゴヤ現代活弁 アニレコライブ」が2月と3月、栄のセンチュリーシネマ(名古屋市中区栄3)と伏見の「伏見ミリオン座」(中区錦2)で開催される。
同企画は無声アニメ映画に声優が活弁士のように生アフレコをする上映イベント。映画館の新しい活用方法を企画するプロジェクト「名古屋ジッダ」が主催し、アニメーション作家が自主制作映画を発表する場、地元声優の新しい活躍の場の創設を目指している。
第1弾は1月18日・19日に「大須シネマ」(中区大須3)で開催。声優・タレントアカデミー「TYK STUDIO」(天白区植田西2)に所属する声優陣が、「絶望の怪物 日本語バリアフリー字幕版」(コタニジュンヤ監督)、「ピリオド オブ・ザ マウスマン」(ピエール伊東監督)の2作品を生アフレコした。
2月17日~23日にセンチュリーシネマで開催する第2弾は、「絶望の怪物」「ピリオド オブ・ザ マウスマン」の2作品を再び上映。声優は第1弾の組み合わせチームに、もう1チームを追加して生アフレコを行う。
3月16日~22日に伏見ミリオン座で開催する第3弾は、「コカラス」(横嶋俊久監督)を上映する。アニレコライブが「コカラス貸しマス。」企画の第1号として名乗りを上げたもので、横嶋監督の映画「COCOLORS」のBGM、SEのみ46分間の映像への生アテレコに声優陣が挑戦する。
名古屋ジッダの杉山薫さんは「上映の機会は限られているものの、多くの人に触れてほしい作品がスクリーンで見られ、かつ地元声優が目の前でアフレコするパフォーマンスが見られるイベント。自主制作作品ファン、声優ファンのみならず、作品制作や声優を目指す方々にも来場していただけたら」と呼び掛ける。
センチュリーシネマは18時30分開始(2月19日は休演)。料金は、17日~21日(日替わり1作品)=1,500円、22日~23日(2作品入れ替え無し)=2,500円。伏見ミリオン座は19時10分開始。料金は2,000円。