名古屋グランパスが6月14日、「皆声をひとつに 今こそ歌おうプロジェクト」を開始した。
同企画は、クラブがファミリー(グランパス・サポーター)と共に新しい観戦体験を創り出す「MY HOME STADIUM - All for NAGOYA」プロジェクトの第一弾。Jリーグ再開の初戦(7月4日)が無観客で行われることが決定する中、「皆さまにサッカーのある『日常』を楽しんでいただきたい」「皆さまといつものように、試合のある一日の楽しみを、勝利の喜びを分かち合いたい」というクラブの思いから、開始する同プロジェクト。再開初戦まで約3週間、ファン・サポーターと共に闘(たたか)うためのプロジェクトを順次発表していく。
第1弾はクラブを応援する歌声の募集。再開後も当面の間は無観客での試合もしくは一定の収容制限を設けての試合開催が続き、密集した状態や声を発しての応援の規制も予想される未曾有の状況下。スタジアム中に轟(とどろ)いていたファミリーの声を「いつも通り」選手に届け、選手たちを後押ししようという企画。
募集するのは、試合前に選手たちがゴール裏にあいさつする際に、戦いへ向けたスイッチを入れるためにサポーターから届けられる機会が多かったチャント「ラ・マルセイエーズ」。サポーターから送られた同チャントを歌った動画を繋ぎ合わせ、一つの映像を制作。制作した映像は、7月4日以降のホームゲームにおける選手入場時にスタジアムビジョンに映し出すほか、グランパス公式サイト・SNSやホームタウンの街頭ビジョンなどで、幅広く展開していく予定。募集は19日まで。