鶴舞のプロレスバー「スポルティーバアリーナ」が現在、名古屋のプロレスを盛り上げるための企画実現を目指し、クラウドファンディングで資金を募集している。
スポルティーバアリーナは2008(平成20)年に開店したプロレスのリングを常設したバー。「愛知でも気軽にプロレスを楽しむことができる・地元の選手たちが大会を開催できる場所」を掲げ、「水曜カレープロレス」と題した店内での定期興行のほかさまざまな他団体への会場の貸し出し、イベントでのプロレス興行の開催などを行っている。これまでにスポルティーバエンターテインメントでデビューし、現在は全国区の団体で活躍する彰人選手(DDTプロレスリング)、岩本煌史選手(全日本プロレス)ほか、地元出身のプロレスラーを輩出する場となっている。
クラウドファンディングは新型コロナウイルスの影響による興行自粛・中止が続く中、運営継続のための支援を求めて募集開始。開始から4日で目標の200万円を達成した。
同団体はクラウドファンディングのNEXT(ネクスト)ゴールとして「水曜カレープロレスを永久に無料配信したい!」を設定。300万円の目標額を達成した場合、毎週有料でネット配信している「水曜カレープロレス」を興行・会場が存続する限り、永久に無料配信するという。
同団体は「多数の支援のおかげで、当初の目標額200万円を突破した。スポルティーバアリーナはプロレス文化を広め、『はじめてのプロレス』体験の場となるよう運営してきた。この信念にのっとり、ネクストゴールの達成を目指したい。プロレスに触れる人を増やすため、遠距離の移動が難しい中でも名古屋のプロレスを広めるため、無料配信が必要。皆さまのご支援をお願いしたい」と呼び掛ける。
支援希望者は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」内のプロジェクトページにアクセスし、支援コースを選ぶ。支援募集は8月27日まで。