「ミニストップ」のソフトクリーム専門店「MINI SOF(ミニソフ)」が9月25日、栄の地下街「サカエチカ」(名古屋市中区栄3)の北エリアにオープンした。
同店は今年3月に「横浜ポルタ店」(神奈川県横浜市)をオープンし、現在は関東、関西、中部に12店舗を展開する。名古屋は7月にオープンしたイオンモール名古屋茶屋店に次ぎ、今回のサカエチカ店と名駅の地下街「名駅サンロード店」が同日オープンした。同社ソフトクリーム事業本部部長の渡邊大吾さんによると、オープン当時は10代~30代の女性客を想定してたが、営業を始めてみると男性客も多かったという。
ソフトクリーム(バニラ)はミニストップで提供するものと同一で、北海道産の生乳と生クリームを使い練乳で甘みを付け、空気を含ませたもの。「舌触りが軽い。コクがある味わい」(渡邊さん)という。
「ミニソフ」ではソフトクリームを使った定番商品約20種類と季節に合わせた期間限定商品を販売する。主な商品はワッフルコーンの定番ソフトクリーム「北海道バニラ」や「ベルギーチョコ」(以上540円)、砂糖不使用のホイップクリームとイチゴなどのフローズンフルーツやカスタードプリンを添える「ワッフルソフトクリーム」(490円)は「健康への配慮のためにもホイップクリームは砂糖不使用。くどくなくソフトクリームの甘みがあるのでちょうどいい」。ワッフルコーンはカップにも変えられる。
ソフトクリームに氷と牛乳をブレンダーで混ぜたドリンク「のむソフトクリーム」(イチゴ、カフェオレなど、各390円)、「のむソフトクリームパフェ」(超ミルク・イチゴ・マンゴー・チョコクッキーなど、各540円)は、「シェイクとは違う食感。後味はすっきりしている」という。
秋冬に合わせ、温かいスイーツにソフトクリームを組み合わせた期間限定の「ケーキソフトクリーム」の「スフレチーズケーキ」、「プチパンケーキ」(以上、540円)を販売する。毎月1種類は新商品を発売するという。寒い時期に向けて温かいソフトクリームベースのドリンクやベルギーチョコのホットドリンクなどを予定している。
ソフトクリームやワッフルコーンの形をデザインに取り入れた店舗で、店内にイートインスペースを設ける。店内壁面には食べ方を記したイラストもデザインする。「一口目はソフトクリームを大きく口に運んでミルク感やコクを感じてほしい」という。
オープンに当たりサカエチカの浜岡弥生さんは「サカエチカの北側はグルメストリート。食事する場所のほか、スイーツを販売するミニソフができたことで午後を楽しく過ごしたり、買い物の合間に立ちっ寄ったりするところが増えた」と話す。
営業時間は10時~21時30分。