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栄に「高級食パン専門店『嵜本』」 オープンサンドや食パンのサブスクも

「高級食パン専門店『嵜本』」のカフェで楽しめる、選べるジャムと北海道バターがセットになった「カスタマイズトースト」

「高級食パン専門店『嵜本』」のカフェで楽しめる、選べるジャムと北海道バターがセットになった「カスタマイズトースト」

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 「高級食パン専門店『嵜本(さきもと)』」(名古屋市中区栄3、TEL 052-253-5791)が11月21日、矢場公園前にオープンする。東海エリア初出店。

カフェで楽しめる「極美オープンサンド いちごとカスタード」

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 2017(平成29)年に大阪・難波に1号店をオープンした同店。現在は関西や関東、九州など20店舗を展開する。

 名古屋栄店には、食パンと同社が作る「ジュエルジャム」の物販のほか、食パンを使ったメニューを楽しめるカフェ(店内20席、テラス8席)を設ける。同店を運営するドロキア・オラシイタ(本社=大阪府大阪市)のパン事業本部部長の荒井健作さんは「名古屋にもさまざまな高級食パン店がある中、カフェがあるのが当店の強みの一つ」と話す。

 同店の食パンの種類は2つ。「毎日食べたくなるような、そのままでもトーストでもどんな食べ方でも相性がいい」(荒井さん)という「極美 ナチュラル食パン」(2斤サイズ、900円)は、北米産小麦を使い「湯種製法」で作るもっちり食感で、トーストするとサクサクとした歯切れの良さが売りだという。卵・乳は不使用。

 「かなりこだわって作った」(同)という「極生 ミルクバター食パン」(同950円)は、北米産と国産小麦をブレンドし、北海道産牛乳と生クリーム、厳選したバターや蜂蜜を使う。低温長時間発酵でほぼ丸1日掛けて発酵させた生地に新しい生地を混ぜ合わせる作り方で「パンをみずみずしく保つことができる。トーストせずにそのままがお勧め」。

 「嵜本の食パンが一番おいしいと感じる厚さ」という28ミリにカットした食パン1枚をパッケージに詰めた「28mmスタイル」(ナチュラル=280円、ミルクバター=300円)も販売する。「ユニクロのヒートテックのパッケージにヒントを得て、土産やギフトに特化した商品として開発した」

 カフェで販売するメニューは、ナチュラルまたはミルクバターから選べるトーストに、16種類から選べる「ジュエルジャム」を3種類、北海道バターをセットにした「カスタマイズトースト」(580円~)のほか、カスタードクリームと「ジュエルジャム『ストロベリーガーネット』」を重ね、イチゴとブルーベリーをトッピングした「極美オープンサンド いちごとカスタード」(980円)など。オープンサンドは、定番3種類、期間限定2種類を用意する。

 「嵜本」で初めて食パンのサブスクリプションも始める。月額1,000円で、月に1回、食パン1本を提供するほか、カフェで食パンを1日1枚提供する(トッピングのジャムまたはバター、ドリンクの注文が必要)。「近年、パン食が伸びており、週に1回食パン1本を買う人が増えている」。現在は栄店限定で、今後は検証しつつ全国店舗展開を目指す。

 営業時間は11時~19時。

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