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名古屋観光ホテルに中国料理「柳城」 広東料理で日本の四季折々の食材を使う

「名古屋観光ホテル」にオープンした新生「中国料理『柳城』」の一部料理を前に笑顔を見せる小島店長(左)と内藤料理長(右)

「名古屋観光ホテル」にオープンした新生「中国料理『柳城』」の一部料理を前に笑顔を見せる小島店長(左)と内藤料理長(右)

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 名古屋観光ホテル(名古屋市中区錦1)1階に5月1日、「中国料理『柳城(りゅうじょう)』」(TEL 052-231-7747)がオープンした。

ランチコース「YA・MU・CYAコース」で提供する色鮮やかな点心

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 「柳城」は、建て替えのため昨年9月30日に休館した系列ホテルの「ホテル ナゴヤキャッスル」(以後、キャッスル)で営業していた店。今回、装い新たにオープンした。席数は全68席。4~6人の個室6部屋を設ける。ゴールドとブルーを基調にした内装デザインで、天井には「龍」が描かれている。

 店長の小島輝久さんによると「高級広東料理」を主体に提供するという。キャッスルから引き続き料理長を務める内藤勝博さんは「広東料理は点心や、チャーシューや鳩・子豚の丸焼きなど焼き物が特徴。本場の技術や調味料と、日本の四季折々の食材を使った料理を提供する」と話す。新店舗には焼き窯と「いけす」を新しく導入したことで、「料理のバリエーションが広がった」という。

 ランチコースは5種類を用意。キャッスルではビュッフェ形式で提供していた飲茶メニューをコースに取り入れた「YA・MU・CYAコース」(5,000円)は点心3種のほか、「フカヒレ入りスープギョーザ」「和牛のライスクレープ蒸し」など全7品で構成。平日限定の「セレクトランチセット」(3,900円)は、点心2種や日替わりスープ、「エビチリソース」「鮮魚の蒸し物」など8種類から2種類を選べるメイン料理、飯・麺(ご飯または白がゆ、600円追加で「椎茸(しいたけ)そば」「本日のチャーハン」などに変更できる)、デザートなどが付く。

ディナーコースは4種類で1万2,000円~。「鳳凰」(1万5,000円)は、「海鮮と焼き物入り五種オードブル」「海燕(うみつばめ)の巣のキヌガサダケ詰め蒸し フォアグラフランと共に」「毛鹿鮫(もうかさめ)尾ヒレと鮑(あわび)のクリスピー仕立て 蟹味噌(かにみそ)ソース」など全8品。

 アラカルトの「お薦め」メニューは、焼き窯で作る「沖縄県産琉球長寿豚」の「蜜焼きチャーシュー」や「クリスピーポーク」、「鴨のロースト プラムソース」など。いけすの活魚を使った料理も今回からの新メニュー。オーダーを受けた海鮮を客席で披露し、その場で調理法を利用客と相談して決める。海鮮は伊勢エビ、ロブスター、カニ、海鮮魚などで時価。6月~8月に限定提供する「冷麺」(「五目」とアワビなどが入る「海鮮」)なども。

 小島さんは「コロナ禍でのオープンで、今が踏ん張りどころ。お客さまが当店を選んで来てくれる喜びがある。料理とサービスの融合をぜひ楽しんでいただきたい」と笑顔を見せる。内藤料理長は「リピートしていただけるような店になりたい。キャッスルからのお客さま、観光ホテルのお客さまに引き続き来ていただき、新規のお客さまにも期待したい」と話す。

 コロナ対策として、手指の消毒・マスク着用などのほか、満席にならないようにしているという。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~21時30分(現在は名古屋市内における「まん延防止等重点措置」適用を受け20時まで)。水曜定休(祝日・特別催事期間は営業)。

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