沖縄のアイスクリームブランド「ブルーシール」の名古屋栄店(名古屋市中区栄3、TEL 052-618-5717)が7月4日、複合商業施設「ナディアパーク」北側向かいにオープンする。
「ブルーシール」は1948(昭和23)年に沖縄の米軍基地内で創業した、沖縄を代表するアイスメーカー。自身も大ファンだという名古屋栄店オーナーの金光秀明さんは、昨年12月に名古屋柴田店(南区)を名古屋初出店した。
名古屋栄店の店舗面積は15坪。角地に作った店舗は出入り口のほか、商品の購入や受け渡しに使う、外に面したテークアウト窓口も設けた。金光さんは「コロナでテークアウトが根付いてきた。コロナが収まってもテークアウト利用は続くと想定し、持ち帰り需要に対応した設計にした」と話す。店内でオーダーした利用客も、商品の受け渡しはテークアウト窓口に誘導する予定で、店内に人がたまらないように工夫する。店舗内の一角に、イートインスペースも設ける。
アイスクリームは、人気だという「塩ちんすこう」「サトウキビ」「アーモンドピスタチオ」「ブルーウェーブ」など24種類で、うち2種類は2、3カ月ごとに変わるシーズンフレーバーを用意し、現在は「美らイチゴミルク」「ハイサイ!グァバ&マンゴー!」。価格はレギュラー・シングル=400円、レギュラー・ダブル=650円、ジュニア・ダブル=520円、ジュニア・トリプル=720円。カップ、ブルーシールコーン、ワッフルコーン(50円増し)が選べる。
「塩ミルク」「紅イモ」のフレーバーがあるソフトクリームメニューや、希望のアイス(1種類)にソフトクリームを合わせる「ブルーシールサンデー」(650円)や、アイスまたはソフトクリームと希望のドリンクを合わせる「フロート」(470円)などドリンクも用意する。
クレープも販売。「チョコレートホイップ」(350円)、「紅いも&塩ちんすこう」(450円)など冷たいクレープは、バニラアイスが入る「バニラ in クレープ」(100円増し)も展開。「バニラ in クレープ」は追加50円で、希望のアイスに変更できる。温かいクレープは「バターシュガー」(320円)、「オキナワンタコス」(450円)など。金光さんは「焼きたてのクレープの香りで人々を誘う」と笑顔を見せる。
カップアイスのほか、「ビスケットとアイスの相性がいい」というサンドアイス「ポーラベアー」(200円)も扱う。同商品は普段は沖縄県内の店舗のみで販売しているという。
「栄エリアにはアイスクリーム店やクレープ店が少ない。栄を歩く人々にブルーシールアイスクリームで喜んでいただきたい。オフィスも多いためカップアイスなど手土産にも利用いただけるのでは」とも。
営業時間は11時~21時。