名古屋市中区の長者町繊維街を中心としたエリアで、デザインをテーマにさまざまなショップやギャラリーが参加するイベント「Designer’s Week(デザイナーズウィーク) in NAGOYA」が開催されている。
「デザイナーズウィーク」は1997年から東京で開催されているデザインイベントで、インテリアメーカーやショップ、企業や学校、大使館など、デザインに関わる様々な団体やデザイナーが参加し、「生活の中にあるデザイン」を提案することを目的にしているもの。名古屋では6年前から開催されており、昨年は「名古屋テレビ塔」の展望台を使って様々なデザイナーの作品が展示された。
今回の「デザイナーズウィーク」は「LOVE」をテーマに据え、長者町繊維街(中区丸の内)をメーンエリアに、栄やテレビ塔など各所でデザインに関するイベントが行われている。
イベント開催初日の19日、名古屋テレビ塔1階タワースクエアで、「商業空間とデザイン-現在と今後の可能性」と題し、建築家の鄭秀和(ていしゅうわ)さん、インテリアデザイナーの森田恭通さん、ZETTON代表取締役の稲本健一さんによる記念シンポジウムが開催された。
また「LOVE EARTH」と題して、坂本龍一さんとソトコト、ロハスクラブがコラボレーションしたエコバッグ企画も展開。同企画は、デザイナーズウィーク参加ショップで販売している無地のエコバック(500円)を購入し、各ショップに設置してあるオリジナルスタンプを押してオリジナルエコバックを作るというもの。エコバックの売上金の一部は自然保護や子供たちのために寄付金として使われる。10月22日まで。