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映画で振り返る開府400年の名古屋 中区役所で映画上映とトークショー

「映画で振り返る 開府400年の名古屋」のチラシを手にする、ドキュメンタリー映画「開府四〇〇 名古屋の山車祭り」を手掛けた森零監督

「映画で振り返る 開府400年の名古屋」のチラシを手にする、ドキュメンタリー映画「開府四〇〇 名古屋の山車祭り」を手掛けた森零監督

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 映画上映と監督らのトークショーを行う「映画で振り返る 開府400年の名古屋」が3月6日、名古屋市中区役所ホール(名古屋市中区栄4)で開かれる。

地域住民で山車をひく映画「開府四〇〇 名古屋の山車祭り」のワンシーン

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 主催は名古屋市中区役所地域力推進室で、年に1度開催される「堀川文化講座」として開催するもの。開府410年に当たる2020年に企画したがコロナ禍で延期になり、今回2年越しに開催する。

 地域の歴史文化をテーマにした映画や書籍の製作を主に手がける「名古屋活動写真」(西区那古野2)が2010(平成22)年に発表した、名古屋の山車(だし)にスポットを当てたドキュメンタリー映画「開府四〇〇年 名古屋の山車祭り」を上映する。

 映画について森監督は「開府400年の2010年は、名古屋の13両の山車が若宮八幡宮から東照宮を目指し名古屋城で千秋楽を迎えるという、昭和の始め以来の盛大な祭りが開催された。1年を通して200台のカメラが捉えた、山車と祭りを愛し、守っている人々の情熱を記録した映像を時系列でまとめた」と話す。

 上映後は、同作の森零監督と「大山車まつり」肝いり(=世話役)二番永田組組頭の矢沢新吾さんがトークショーを行う。トークショーでは、「開府400年祭 大山車祭り」を行うための3年間の準備期間のエピソードのほか、祭りはまちづくりの本質であるという考え、名古屋のものづくりの原点となる「からくり人形」などについて話す予定。

 「さまざまな大きな自然災害に加え、コロナ禍という状況下、各地で祭りやイベントが控えられているが、自由な空気のもとで行われた、2010年の祭りの映画を見て元気を出してもらえたら」と森監督。

 参加には事前に申し込みが必要。申し込みは電話(名古屋市中区役所地域力推進室 052-265-2225)やメールなどで受け付ける。申し込みは今月21日まで。

 開催時間は13時30分~15時。定員200人(申し込み多数の場合は抽選)。参加無料。

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