黒毛和牛焼き肉専門店「焼肉JIN NAGOYA」(名古屋市中区栄1、TEL 052-211-9226)が1月18日、オープンした
客席に設置した専用のたれ皿と複数の調味料で好みの味のたれを作れる
2016(平成28)年6月に東京・東中野にオープンした同店。黒毛和牛の雌を目玉メニューとして提供する。牛タンの厚切り・薄切り、ロースの赤身・霜降りなど、同じ部位でも好みに合わせて選べるメニューを用意するのが特徴。
今回、初めて新店を名古屋に出店した。店舗面積は22坪。席数は約35席。同店を手掛ける「JIN」(東京都中野区)の朴英振社長は「同じエリアで多店舗展開するより一つの店舗で極めたいという思いで、人材育成や店づくりなど常に見直し5年間以上磨き上げてきた。店舗展開や商業施設への出店の誘いも断ってきた」と振り返る。名古屋に2店舗目を出店することについて、「自分たちが知られていないエリアで挑戦したいと思った」と意気込みを見せる。
東中野の店のオープン当時からいるスタッフを引き連れるほか、たれの小皿やメニュー内容、客席の環境も全て東中野の店舗と同じ内容で展開する。「5年間かけて作った当店のシステムを名古屋の人がどのように受け止めるかチャレンジ」とも。
主なメニューは厚切りの「極タン4枚(タン元)」(3,278円)、薄切りの「ネギタン塩『蒸』」「ネギタン塩『巻』」(以上、1,738円)、霜降りの「霜降りロース(トモ三角)」(1,881円)、赤身の「中とろロース(シンシン)」(1,815円)など。海鮮ベースの「極チゲ」(1,518、2~3人前)などのチゲや、「ユッケジャンスープ」(935円)などのスープ、「ユッケジャン麺」(1,089円)、「JIN特製冷麺」(990円)などの麺、「ローストビーフ丼」(990円)などのご飯ものも用意する。
オリジナルの焼き肉たれとレモン汁も用意するが、ニンニクやゆずこしょう、わさび、ハーブ塩、ごま油などの調味料を専用たれ皿で混ぜ合わせて、客自身が好みのたれを作ることができる。「オリジナルのたれももちろんお薦めだが、味の感じ方は人それぞれで、気分によっても変わる。たれをカスタマイズして楽しんでほしい」と朴さん。
テークアウトにも対応する。受け渡しは店舗で行う。
営業時間は17時~23時30分(土曜・日曜・祝日は16時30分~)。