「センパ 全国イチオシお取り寄せラーメンフェア」が現在、栄の地下街「セントラルパーク」(名古屋市中区錦3)中央通りで開催されている。
イベント用に開発した一宮市「中華そば 華丸」の銘店伝説箱入り商品
香川の製麺会社が手掛ける、全国の人気ラーメン店の味を再現したラーメン商品のECサイト「銘店伝説」とタイアップする同イベント。16都道府県・18種類を扱う。
同地下街壁面に、ラーメン店店名と味の特徴を掲載した同イベント案内ボードを掲出。掲載された各商品のQRコードを読み取ることで購入できる仕組み。PR映像をモニターで上映し、案内する。
1箱に3~4人前が入る「箱入り商品」シリーズは、しょうゆベースのスープの喜多方ラーメン「味平」(福島、4人前1,000円))、しょうゆベースに背脂を浮かせる尾道ラーメン「東珍康」(広島)、焦がしニンニクが特徴の熊本ラーメン「大黒」(熊本、以上、3人前1,000円)など7種類。魚介しょうゆスープの「中華そば 華丸」(一宮市)のラーメンを同イベント用に開発したオリジナル商品(3人前1,000円)を、1000箱限定で販売。同地下街のロゴ入りのオリジナルパッケージに詰める。
半生麺の「極魅(きわみ)」シリーズは、とんこつラーメン「博多だるま」(福岡)、札幌みそラーメン「桑名」(北海道)、魚介豚骨だれのつけ麺「中華蕎麦(そば)とみ田」(千葉)、しょうゆスープの「新福菜館本店」(京都)、塩ラーメン「ぜんや」(埼玉、以上693円)、先行販売するという汁なし坦々麺の「麺処ほん田」(東京、864円)など11種類。
同地下街の長田良平さんは「コロナ禍で商業施設としてできることを模索する中で、通勤・通学など日常通路でもある当地下街の壁面を利用し、消費者に提案できるのではと考えた。コロナ禍で働く人手不足や、非接触の感染対策を考え、無人でネットを通じて販売する仕組みを採用し、ここでしか購入できない商品なども用意することで、来店動機につなげる」と話す。「通りかかった人に買ってみようという気持ちや、コロナが落ち着いたら遊びに行ってみようなど将来的な行動のきっかけになれば」とも。
11日~13日は、店頭販売も実施。「中華そば 華丸」「ぜんや」「桑名」「なんつッ亭」「博多だるま」の5種のスープを試飲できる。「店頭販売の機会を設けることで、人との交流や、オンラインショッピングに慣れない方に向けて購入方法の案内することもできる。オンラインとリアル店舗を融合させた」と長田さん。店頭販売の実施時間は11日=19時まで、12日・13日=11時~18時。
同イベントの開催は今月27日まで。