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栄「マルエイ ガレリア」3月31日開業 飲食や食品、スーパー、無印良品も

3月31日にオープンする商業施設「Maruei Galleria(マルエイ ガレリア)」外観

3月31日にオープンする商業施設「Maruei Galleria(マルエイ ガレリア)」外観

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 栄に商業施設「Maruei Galleria(マルエイ ガレリア)」(名古屋市中区栄3)が3月31日、オープンする。運営は「大和ハウスリアルティマネジメント」。

「丸栄」の新業態のカフェレストラン「KW THE KITCHEN WONDERLAND」外観

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 1943(昭和18)年から2018(平成30)年6月まで営業していた「丸栄百貨店」跡地に開業。地上3階建てで、店舗面積は約7784平方メートル。延べ床面積は約1万1334平方メートル。屋上には84台を収容する有料駐車場を設ける。

 1階には、第1弾として16店舗がオープン。うち2店舗は4月中のオープンを目指す。「丸栄」の新業態「KW THE KITCHEN WONDERLAND(ケーダブリュー・ザ・キッチン・ワンダーランド)」は、カフェ(約100席)とレストラン(約80席)を併設。カフェでは、希望のデリサラダとキッシュやミニバーガーなどのサイドメニューが選べるランチ限定の「デリサラダ」、生地やフレーバー、トッピングを選んで作れる「カスタMyティラミス」、ベーグル、サンドイッチなどを提供。レストランではランチ限定の生パスタセット(ミニサラダ付き)や、フルーツやクリームなどをパフェの形に飾り付けた「皿パフェ」、「松阪ポークの厚切りトマホーク」などの一品料理を提供する。

 自然派スーパーマーケット「Pantry(パントリー)」は東海エリア初出店。できるだけ添加物を使わず原材料にこだわるオリジナブランドや自社工場で作る弁当、総菜、調味料、加工食品、乾物のほか、バイヤーのこだわりで仕入れるという食品などを扱う。おはぎ専門店「ohagi3(オハギサン)」のカフェを備えた新業態「ohagi3 FLAGSHIP SAKAE」も東海初出店。「定番無添加おはぎ」のほか、ランチ需要にも応えられるようにと「てのひらおこわ」(200円)のほか、乾燥野菜やとろろ昆布、隠し味にあんを入れた「味噌(みそ)玉(=みそ汁)」(250円)、おはぎ商品の余りごはんを使うフードロス対策で生まれた「甘酒」(500円)などの新メニューを提供する。

 発酵バターを使う生地を324回折り込んだシナモン不使用の「極上のアップルパイ」(420円)や「カヌレ」(300円)の店「enne(エンネ)」、主力商品「ピーナッツ餅」(140円)や同店限定で豆を増量した「豆豆大福」(210円)などの「尾張菓祥 よし乃」、グラノーラや有機ドライ野菜、フルーツを必要な分だけ購入できる「GRANY(グラニー)」(名古屋初出店)なども出店。キューブ状のパウンドケーキを販売し名古屋城や金のしゃちほこをデザインしたパッケージの「あずきクランブル」(324円)などをそろえる「MELLOWHICH(メロウウィッチ)」は東海初出店になる。

 2階全フロアは「無印良品」が出店。店舗スタッフによると、総菜やミールキット約80種類や冷凍食品などをそろえた食品売り場が充実しているのが特徴の一つという。

 商品を販売するのみならず、さまざまな企画も展開する。有松・鳴海地区の絞り染め織物メーカーとなどが出店して地元の人やモノをつなげる週末限定のマルシェやワークショップを開催する「つながる市」や愛知・東海地区にゆかりあるマテリアルを使うワークショップを開催する「ハンドクラフトコーナー」を展開している。

 同施設支配人の海老根一行さんは「話題の店舗、こだわりを持つ店舗を集めた。歩いて楽しい栄地区をさらに盛り上げていきたい」と意気込む。広報の傳村茉優さんは「メインターゲットの20~50代に据え、母と娘で楽しんでもらうことも想定。食はメインの施設で手土産の購入やランチを楽しんでもらえるのでは」と話す。

 5月末にオープン予定の3階は、「ぐるなび」プロデュースのフードホールや焼き肉店「叙々苑」などが出店。「ほぼテナントも決まっている」(海老根さん)という。

 営業時間は店舗により異なる。

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