パンのマーケット「パンマルシェ17」が4月10日、栄の商業施設「オアシス21」(名古屋市東区東桜1)で開催される。
毎年秋に同施設近くの久屋大通公園で恒例イベントとして開催していた同マルシェは、同公園の改修などを機に2019年から「オアシス21」に場所を移し開催。コロナ禍で秋開催に向け準備を進めたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで中止を余儀なくされてきたことを受け、季節に限らず状況が落ち着いた段階で開催する方向へとかじを切った。今回は、まん延防止が解除となる今春開催に向けて進めてきた。約1年ぶりの開催となる。
会場は「オアシス21」のイベント広場「銀河の広場」(地下階)・芝生広場「緑の大地」(地上)。当日は30店(地下階=10店舗、地上=20店舗)が出店する。地下階の出店店舗のうち1店舗はパンマルシェ実行委員会が全国から取り寄せたパンを販売する。
同実行委員会の石臥博代さんは「『パンが人と人をつなぐ』をモットーにこれまで開催してきた。コロナ禍で大変なのはパン屋さんも同じ。地域の賑わいと共に、パン屋さんも盛り上げたい」と話す。
同実行委員会と共催の久屋大通発展会の事務局を担う「中部電力 MIRAI TOWER」(名古屋テレビ塔)の石坂喜和さんは「今回もパンマルシェ実行委員会の皆さん、地域の皆さんと協力して準備を進めてきた。お気に入りのパンを買うだけでなく、久屋エリアを散策してこのエリアの魅力を再認識してほしい」と話す。
開催時間は10時~16時。売り切れ次第終了。入場料は無料(一部有料=500円)。雨天決行。