関西風お好み焼き店「お好み焼き・鉄板焼 こて吉」が8月17日、栄の商業施設「ラシック」(名古屋市中区栄3)7階にオープンした。
現在、東京・上野と福岡・博多に店舗展開している同店。名古屋ラシック店の席数は66席(テーブル席24席、4人掛けのボックス席3席、10人着席可能の半個室1部屋)。
お好み焼き生地にはカツオだしと鶏ガラだしを使う。スタッフが焼き上げた物を鉄板にのせ提供する。同店を運営する「リン・クルー」広報担当者の三上裕巳さんは「食べ応えがあるようキャベツはミリ単位にまでこだわってカットしているため、シャキシャキした食感が楽しめる。生地と具材は空気を含ませるようにかき混ぜ、表面をカリッと焼いた後、ふたをして蒸し焼きにし、フワッとした食感にする」と話す。
お好み焼きメニューは全13種類で、大きさは直径=約14センチ、高さ=約3センチ。「豚玉」や「いか玉」(以上、1,155円)などの定番メニューのほか、「女性客一番人気」(三上さん)というトマトソースとフレッシュトマトを使う「トマトのお好み焼」(1,595円)、山芋100パーセントの生地の「山芋焼」(豚=1,265円など)、人気のトッピングを組み合わせた豚肉・エビ・イカ・とろろ・チーズ・目玉焼きの「こて吉スペシャル」(1,815円)など。かつお節、青のりは客席に設置する。
このほか、名古屋限定メニューとして、バターしょうゆで炒めたカキをのせた「牡蠣(カキ)のお好み焼」(1,848円)、隠し味にラッキョウを入れ酸味と食感を出したオリジナルのタルタルソースを使った「豚タルタルのお好み焼」(1,408円)、仕上げに客席でソースをバーナーで炙(あぶ)る「明太チーズお好み焼」(1,595円)の3種類を用意する。
豚肉・もち・チーズをタマゴで包んだ「とんぺい焼き」(858円)などの鉄板おつまみメニュー11種類、「牡蠣とキムチのアヒージョ」(968円)などの一品料理も用意する。ドリンクは44種類。サワー、ハイボール、ソフトドリンク、ソースとの相性を考えてフルーティーでスパイシーな味というお好み焼き専用ワイン(693円)など。
ランチは、お好み焼きや焼きそばにドリンクとミニサラダが付くセットや、平日限定で鶏の唐揚げやヤンニョムチキンなどの定食も用意する。
三上さんは「商業施設内店舗のため、定番のお好み焼きから、若い人が好む傾向のトマトやチーズを使ったメニューなど幅広い客層に対応している」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。