「公園の新しい可能性を発明する」ことを目的にしたイベント「PAXX?(読み=ぴーえー)」が9月27日、久屋大通公園 「エンゼル広場」(名古屋市中区栄3)で始まった。
主催はJ.フロント都市開発、三菱地所、竹中工務店で構成される久屋大通公園南エリア賑(にぎ)わい創出実行委員会。
同イベントでは、名古屋市が久屋大通 南エリアの再整備の方向性として掲げる「新たな創造が生まれるウォーカブルタウンのコア~多様な人が集まる刺激と居心地~」に向けて、今後の久屋大通公園の使い方や過ごし方のアイデアを試行する。来場者を対象に、アンケート調査および利用者の行動を記録し分析するアクティビティ・スキャン調査を実施して、同エリアの再整備に活用する。
試行では、日常的に利用できる「憩いの空間」と、食や音楽、ワークショップなどのコンテンツを提供する「賑わい空間」を作り、2つの空間の両立を試みる。
期間中は、同広場内に約800平方メートルの芝生広場を設け、木製ユニットの遊具やカラフルな遊具、ハンモック、ストリートピアノなどを設置。スマートフォンで見られる「ARあおぞら水族館」も展開する。ローカルカルチャーのウェブメディア「LIVERARY」が企画協力して日替わりで飲食店が出店するキッチンカーも来場。9月29日から10月1日には、LIVERARYが企画する無料ライブを行う。
開催時間は10時~21時。10月2日まで。