あんかけスパゲティ店「あんかけ太郎」が8月1日、市営地下鉄伏見駅近くの複合施設「テラッセ納屋橋」(名古屋市中区栄1)2階のフードコートにオープンした。
「スモール」(250グラム)から「メガ」(1000グラム)の7段階を食品サンプルで紹介
名古屋で展開する「あんかけ太郎」の6店舗目で、フードコートへの出店は初。あんかけスパゲティは「名古屋めし」の一つで、とろみがあるソースを油にくぐらせた太麺に合わせるのが特徴。独自のソースを持つ複数の専門店が存在する。
同店で使う麺は2.2ミリの太麺で、ゆで時間や冷まし時間、水分を飛ばす乾燥時間などを管理しコシと弾力のある麺に仕上げる。ソースはタマネギやニンジンなど野菜を炒め、トマトソースやジャガイモなどと合わせ作る。店長の鷲沢宏一さんは「麺にくぐらせるラードの甘みも重要。大量の野菜を使って作るソースで野菜もたくさん取れるので健康的」と話す。
具材違いのあんかけスパゲティ27種類と「焼きスパ」4種類を用意するが、当面はあんかけスパゲティ19種類と「焼きスパ」のナポリタンに絞り提供する。メニューは、オニオン、ウインナー、ベーコン、ピーマン、コーン、マッシュルーム、トマトが入る一番人気の「ミラカン」(レギュラー=1,060円)、唐揚げ、カニクリームコロッケ、白身フライなど揚げ物やウインナー、目玉焼きをトッピングした「バイキング」(同=1,120円)、女性に人気という「トマトベーコンチーズオム」(同=1,110円)、タコミート、チーズ、レタス、トマトの「タコスパ」(同=1,090円、3月~9月限定)など。スパゲティ注文客にはスープ(50円)を1杯無料で提供する。
麺の量は「スモール」(250グラム)から「メガ」(1000グラム)の7段階を用意し、店頭にそれぞれの食品サンプルを設置。追加ソースやコールスロー、ホウレンソウ、オムレツなどトッピングも用意する。あんかけスパゲティのソースはカレーソースにも変更できる。
鷲沢さんは「近隣ワーカーのランチタイム利用が多い場所で、プレオープン期間も好評を得て手応えを感じた。フードコートのため、ランチタイム以外の日中や夜間にも利用客がいる。満遍なく利用してもらえることを期待する。平日にランチ利用した人が休日に施設での買い物も兼ねて子どもと来店し、一緒に食べてくれれば」と話す。
営業時間は11時~21時。