中京エリア初の「2025大阪・関西万博 オフィシャルストア」が9月20日、栄の「丸善 名古屋本店」(名古屋市中区栄3)2階にオープンした。
「2025大阪・関西万博 オフィシャルストア 丸善名古屋店」の様子
来年4月13日~10月13日の184日間開催される大阪・関西万博の公式ライセンス商品を扱う同店。リアル店舗は丸善名古屋店で18店舗目。オンラインストアも展開する。
2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス代表業務執行者の西村宜浩さんによると、2023年4月に11種類で販売し始めた公式ライセンス商品は現在、約1550SKUにまで増えたという。主に、公式キャラクターの「ミャクミャク」をデザインした商品を展開する。
丸善名古屋店では約350SKUを扱う。主な商品は、「ミャクミャク」のフィギュアやぬいぐるみ、同キャラをデザインに取り入れたタオル、Tシャツ、帽子、ステテコ、文具などのほか、プリントクッキーや「肉すい」「牛すじこんにゃく」など食品など。オフィシャルストアの壁面デザインには名古屋城や名古屋めしなど名古屋モチーフも表現する。
初日の開業式典で、丸善ジュンク堂書店取締役の大越久成さんは「大阪・関西万博の期待感やわくわく感が愛知でも高まるよう、情報発信拠点としての店舗を目指す。店舗には9月発売の商品も数多く用意する」と紹介。
2025年日本国際博覧会協会広報・プロモーション局企画部長の北川辰弥さんは「商品や情報に触れ、万博に興味関心を持ってもらえれば。愛知から観光とセットでも、万博単体でも、会場に来てほしい」、西村さんは「スポーツチームや自治体のキャラクターとのコラボなど、既にさまざまな展開事例がある。多くの地元企業に参画してもらい、名古屋や東海地域ならではの商品展開ができれば」と、それぞれあいさつした。
式典には「ミャクミャク」も駆けつけ、一日店長に就任し、来店客との撮影会も行った。
営業時間は10時~21時。